大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問64 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問8)
問題文
〔1〕座標平面上に点A(-8,0)をとる。また、不等式
x2+y2-4x-10y+4≦0
の表す領域をDとする。
(1)領域Dは、中心が点( ア,イ )、半径が( ウ )の円の( エ )である。
以下、点( ア,イ )をQとし、方程式
x2+y2-4x-10y+4=0
の表す図形をCとする。
(2)点Aを通る直線と領域Dが共有点をもつのはどのようなときかを考えよう。
(ⅰ)(1)により、直線y=( オ )は点Aを通るCの接線の一つとなることがわかる。
太郎さんと花子さんは点Aを通るCのもう一つの接線について話している。
点Aを通り、傾きがkの直線をlとする。
太郎:直線lの方程式はy=k(x+8)と表すことができるから、
これを
x2+y2-4x-10y+4=0
に代入することで接線を求められそうだね。
花子:x軸と直線AQのなす角のタンジェントに着目することでも求められそうだよ。
(ⅳ)点Aを通るCの接線のうち、直線y=( オ )と異なる接線の傾きをk0とする。このとき、(ⅱ)または(ⅲ)の考え方を用いることにより
k0=( コ/サ )
であることがわかる。
直線lと領域Dが共有点をもつようなkの値の範囲は( シ )である。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問64(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
〔1〕座標平面上に点A(-8,0)をとる。また、不等式
x2+y2-4x-10y+4≦0
の表す領域をDとする。
(1)領域Dは、中心が点( ア,イ )、半径が( ウ )の円の( エ )である。
以下、点( ア,イ )をQとし、方程式
x2+y2-4x-10y+4=0
の表す図形をCとする。
(2)点Aを通る直線と領域Dが共有点をもつのはどのようなときかを考えよう。
(ⅰ)(1)により、直線y=( オ )は点Aを通るCの接線の一つとなることがわかる。
太郎さんと花子さんは点Aを通るCのもう一つの接線について話している。
点Aを通り、傾きがkの直線をlとする。
太郎:直線lの方程式はy=k(x+8)と表すことができるから、
これを
x2+y2-4x-10y+4=0
に代入することで接線を求められそうだね。
花子:x軸と直線AQのなす角のタンジェントに着目することでも求められそうだよ。
(ⅳ)点Aを通るCの接線のうち、直線y=( オ )と異なる接線の傾きをk0とする。このとき、(ⅱ)または(ⅲ)の考え方を用いることにより
k0=( コ/サ )
であることがわかる。
直線lと領域Dが共有点をもつようなkの値の範囲は( シ )である。
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この過去問の解説 (1件)
01
図形と方程式の問題です。
慣れないうちは自分で座標と数式を書いてみましょう。
(ii)の考え方を用いる場合、(k2+1)x2+(16k2-10k-4)x+64k2-80k+4=0の解は判別式を用いて、
(16k2-10k-4)2ー4(k2+1)(64k2-80k+4)=0
(8k2-5k-2)2ー(k2+1)(64k2-80k+4)=0
64k4+25k2+4-80k3-32k2+20k-(64k4-80k3+4k2+64k2-80k+4)=0
64k4-80k3-7k2+20k+4-(64k4-80k3+68k2-80k+4)=0
-75k2+100k=0
3k2-4k=0
k(3k-4)=0
k=4/3となります。
※(iii)の考え方を用いる場合、
k=tan2θ
=2tanθ/(1ーtan2θ)
=(2×1/2)/(1ー1/4)
=4/3となります。
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