大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問95 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問95(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

mを0ではない定数とする。座標平面において、2本の直線
y=2x  ・・・・・①
y=mx+4  ・・・・・②
を考える。
原点(0,0)をQ0、点(0,4)をP1とし、次の手順で点Q1、P2、Q2、…、Pn、Qn、Pn+1、…を定める。

<手順>
・P1からx軸に平行な直線を引いて、直線①との交点をQ1とする。
・Q1からy軸に平行な直線を引いて、直線②との交点をP2とする。
  ・・・
・Pnからx軸に平行な直線を引いて、直線①との交点をQnとする。
・Qnからy軸に平行な直線を引いて、直線②との交点をPn+1とする。
  ・・・

(1)m=2とする。すなわち、②はy=2x+4である。Q1の座標は([ ア ],[ イ ])であり、P2の座標は([ ウ ],[ エ ])である。
自然数nについて、Pnのy座標をanとする。Qnのx座標をanを用いて表すと、( オ )となる。よって、Pn+1のy座標an+1は( カ )となる。したがって、数列{an}の一般項はan=( キ )である。

( キ )にあてはまるものを1つ選べ。
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  • 6n−2
  • 2n+1
  • 2n+2
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この過去問の解説 (1件)

01

便宜上、点Qn(Qnx,Qny)と表現いたします。

条件より、P1y=Q1yだから

4=2Q1x

↔Q1x=2

従ってQ1(2,4)

 

条件より、Q1x=P2xだから

P2y=2×2+4=8

従ってP2(2,8)

 

題意より、

Pn(Pnx,an)と表記できます。

このとき

Qn(Qnx,an)であるからy=2xに代入すると

an=2Qnx

従ってQnx=an/2

 

前問より

Pn((an-4)/2,an

Qn(an/2,an

と整理できPn+1

Pn+1x=Qnx=an/2だから

y=2x+4より

Pn+1y=2×an/2+4=an+4

 

これよりanについての漸化式

an+1=an+4

ができるから公差は4です。

また、P1y=a1=4よりanは初項4、公差4の等差数列だから

an=4+(n-1)4=4n

選択肢1. 4n

正解です。

まとめ

漸化式に誘導してくれてることに気づくことがpointです。

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