大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問14 (数学Ⅰ・数学A(第1問) 問14)
問題文
(1)∠PAB=α、∠PBA=βとおく。
円Oの中心Oから直線PAに引いた垂線と直線PAとの交点をHとする。
∠OAB=90°であるから、∠AOH=αである。
よって、ΔOAHに着目すると、AH=( コ )sinαであるから
PA=2AH=( サ )sinα ・・・・・①
である。
同様にして、円O′の中心O′から直線PBに引いた垂線と直線PBとの交点をH′とすると
PB=2BH′=( シ )sinβ ・・・・・②
であることもわかる。
また、ΔPABの外接円の半径をR1とおくと、正弦定理により
PA/sin( ス )=PB/sin( セ )=2R1
が成り立つので
PAsin( セ )=PBsin( ス )
である。
この式に、①と②を代入することにより
sin( セ )=(√[ ソ ])sin( ス )
PB=(√[ ソ ])PA
となることがわかる。
R1=( タ )√( チ )
が得られる。
(2)太郎さんと花子さんは、(1)の考察を振り返っている。
太郎:ΔQABの外接円の半径も求められるかな。
花子:(1)のR1の求め方を参考にすればよさそうだね。
ΔPAB,ΔQABの外接円の半径をそれぞれR1,R2とおく。
このとき、
R1( ツ )R2である。
さらに、sin∠APB( テ )sin∠AQBであることもわかる。
(3)太郎さんと花子さんは、これまでの考察をもとに、ΔPABとΔQABの辺の長さについて考えている。
太郎:ABの長さが与えられれば、PAとQAの長さが求められそうだね。
花子:∠APB<∠AQBに注意して求めてみようよ。
AB=2√7とする。
sin∠APB=(√[ トナ ])/( ニ )
である。
(1)より、PB=(√[ ソ ])PAであるから
PA=√( ヌネ )
である。
同様に、QA=√7であることがわかる。
( ヌネ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問14(数学Ⅰ・数学A(第1問) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
(1)∠PAB=α、∠PBA=βとおく。
円Oの中心Oから直線PAに引いた垂線と直線PAとの交点をHとする。
∠OAB=90°であるから、∠AOH=αである。
よって、ΔOAHに着目すると、AH=( コ )sinαであるから
PA=2AH=( サ )sinα ・・・・・①
である。
同様にして、円O′の中心O′から直線PBに引いた垂線と直線PBとの交点をH′とすると
PB=2BH′=( シ )sinβ ・・・・・②
であることもわかる。
また、ΔPABの外接円の半径をR1とおくと、正弦定理により
PA/sin( ス )=PB/sin( セ )=2R1
が成り立つので
PAsin( セ )=PBsin( ス )
である。
この式に、①と②を代入することにより
sin( セ )=(√[ ソ ])sin( ス )
PB=(√[ ソ ])PA
となることがわかる。
R1=( タ )√( チ )
が得られる。
(2)太郎さんと花子さんは、(1)の考察を振り返っている。
太郎:ΔQABの外接円の半径も求められるかな。
花子:(1)のR1の求め方を参考にすればよさそうだね。
ΔPAB,ΔQABの外接円の半径をそれぞれR1,R2とおく。
このとき、
R1( ツ )R2である。
さらに、sin∠APB( テ )sin∠AQBであることもわかる。
(3)太郎さんと花子さんは、これまでの考察をもとに、ΔPABとΔQABの辺の長さについて考えている。
太郎:ABの長さが与えられれば、PAとQAの長さが求められそうだね。
花子:∠APB<∠AQBに注意して求めてみようよ。
AB=2√7とする。
sin∠APB=(√[ トナ ])/( ニ )
である。
(1)より、PB=(√[ ソ ])PAであるから
PA=√( ヌネ )
である。
同様に、QA=√7であることがわかる。
( ヌネ )にあてはまるものを1つ選べ。
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