大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問47 (数学Ⅰ・数学A(第4問) 問10)
問題文
ゲーム
参加者はくじを最大3回引き、当たりが出たら、1200円相当の景品を主催者から受け取り、以降はくじを引かない。参加者はくじを1回目、2回目、3回目で異なる箱から引く。1回目のくじ引きで当たりが出なかった場合は2回目のくじを引き、2回目のくじ引きでも当たりが出なかった場合は3回目のくじを引く。主催者は、当たりの出る確率について次のとおり設定する。
●1回目に当たりが出る確率は3/16である。
●1回目に当たりが出ず、かつ2回目に当たりが出る確率は1/8である。
●1回目、3回目ともに当たりが出ず、かつ3回目に当たりが出る確率は1/16である。
ゲームの参加料について、主催者は2種類の支払い方法を考えている。参加料に関する設定の妥当性について、主催者は判断を行う。
(1)1回目または2回目に当たりが出る確率は( ア )/( イウ )である。
このことから、1回目、2回目ともに当たりが出ない確率は( エオ )/( カキ )であることがわかる。
1回も当たりが出ない確率は( ク )/( ケ )である。
以下では、主催者が参加者に対して負担する金額をX円とする。すなわち、参加者がゲームで景品を受け取るときX=1200,参加者がゲームで景品を受け取らないときX=0である。
(2)(ⅰ)数量Xの期待値は( コサシ )である。なお、必要に応じて、後に示す表を用いて考えてもよい。
(ⅱ)次の支払い方法1を考える。
支払い方法1
参加者は1回目のくじを引く直前に参加料500円を支払う。
支払い方法1の場合、主催者が負担する金額X円の期待値が、参加料の金額500円未満であるとき、主催者は参加料の設定は妥当であると判断し、参加料の金額500円以上であるとき、参加料の設定は妥当ではないと判断する。(ⅰ)で求めたX円の期待値( コサシ )円は参加料の金額500円( ス )。したがって、主催者は参加料500円という設定について( セ )と判断する。
(3)aを正の整数とする。次の支払い方法2を考える。
支払い方法2
参加者は1回目、2回目、3回目のくじを引く直前にそれぞれ料金a円を支払う。なお、この料金をくじ引き料といい、当たりが出た後は、くじを引かないため、くじ引き料を支払わないことになる。
支払い方法2で、ゲームを通して参加者が支払うくじ引き料の合計を参加料とし、Y円で表す。
(ⅰ)a=170とする。このとき、次が成り立つ。
・1回目にあたりが出るとき、Y=170である。
・1回目に当たりが出ず、かつ2回目に当たりが出るとき、Y=340である。
・1回目、2回目ともにあたりがでないとき、Y=510である。
数量Yの期待値は( ソタチ )である。なお、必要に応じて、後に示す表を用いて考えてもよい。
(ⅱ)支払い方法2の場合、主催者が負担する金額X円の期待値が、参加料Y円の期待値未満であるとき、主催者はくじ引き料の設定は妥当であると判断し、参加料Y円の期待値以上であるとき、くじ引き料の設定は妥当ではないと判断する。
(2)の(ⅰ)で求めたX円の期待値( コサシ )円は、a=170と設定した場合の支払い方法2で参加者が支払う参加料Y円の期待値( ソタチ )円( ツ )。したがって、主催者はくじ引き料170円という設定について( テ )と判断する。
また、主催者がくじ引き料の設定が妥当であると判断するのはa>( トナニ )のときであり、主催者がくじ引き料の設定が妥当ではないと判断するのはa≦( トナニ )のときである。
( トナニ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問47(数学Ⅰ・数学A(第4問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
ゲーム
参加者はくじを最大3回引き、当たりが出たら、1200円相当の景品を主催者から受け取り、以降はくじを引かない。参加者はくじを1回目、2回目、3回目で異なる箱から引く。1回目のくじ引きで当たりが出なかった場合は2回目のくじを引き、2回目のくじ引きでも当たりが出なかった場合は3回目のくじを引く。主催者は、当たりの出る確率について次のとおり設定する。
●1回目に当たりが出る確率は3/16である。
●1回目に当たりが出ず、かつ2回目に当たりが出る確率は1/8である。
●1回目、3回目ともに当たりが出ず、かつ3回目に当たりが出る確率は1/16である。
ゲームの参加料について、主催者は2種類の支払い方法を考えている。参加料に関する設定の妥当性について、主催者は判断を行う。
(1)1回目または2回目に当たりが出る確率は( ア )/( イウ )である。
このことから、1回目、2回目ともに当たりが出ない確率は( エオ )/( カキ )であることがわかる。
1回も当たりが出ない確率は( ク )/( ケ )である。
以下では、主催者が参加者に対して負担する金額をX円とする。すなわち、参加者がゲームで景品を受け取るときX=1200,参加者がゲームで景品を受け取らないときX=0である。
(2)(ⅰ)数量Xの期待値は( コサシ )である。なお、必要に応じて、後に示す表を用いて考えてもよい。
(ⅱ)次の支払い方法1を考える。
支払い方法1
参加者は1回目のくじを引く直前に参加料500円を支払う。
支払い方法1の場合、主催者が負担する金額X円の期待値が、参加料の金額500円未満であるとき、主催者は参加料の設定は妥当であると判断し、参加料の金額500円以上であるとき、参加料の設定は妥当ではないと判断する。(ⅰ)で求めたX円の期待値( コサシ )円は参加料の金額500円( ス )。したがって、主催者は参加料500円という設定について( セ )と判断する。
(3)aを正の整数とする。次の支払い方法2を考える。
支払い方法2
参加者は1回目、2回目、3回目のくじを引く直前にそれぞれ料金a円を支払う。なお、この料金をくじ引き料といい、当たりが出た後は、くじを引かないため、くじ引き料を支払わないことになる。
支払い方法2で、ゲームを通して参加者が支払うくじ引き料の合計を参加料とし、Y円で表す。
(ⅰ)a=170とする。このとき、次が成り立つ。
・1回目にあたりが出るとき、Y=170である。
・1回目に当たりが出ず、かつ2回目に当たりが出るとき、Y=340である。
・1回目、2回目ともにあたりがでないとき、Y=510である。
数量Yの期待値は( ソタチ )である。なお、必要に応じて、後に示す表を用いて考えてもよい。
(ⅱ)支払い方法2の場合、主催者が負担する金額X円の期待値が、参加料Y円の期待値未満であるとき、主催者はくじ引き料の設定は妥当であると判断し、参加料Y円の期待値以上であるとき、くじ引き料の設定は妥当ではないと判断する。
(2)の(ⅰ)で求めたX円の期待値( コサシ )円は、a=170と設定した場合の支払い方法2で参加者が支払う参加料Y円の期待値( ソタチ )円( ツ )。したがって、主催者はくじ引き料170円という設定について( テ )と判断する。
また、主催者がくじ引き料の設定が妥当であると判断するのはa>( トナニ )のときであり、主催者がくじ引き料の設定が妥当ではないと判断するのはa≦( トナニ )のときである。
( トナニ )にあてはまるものを1つ選べ。
- 142
- 180
- 289
- 356
- 452
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、前問までの結果を使って、参加料Yの期待値をaで表すとすぐに判断できます。
前問までで、主催者が負担する金額Xの期待値は450円でした。
一方、支払い方法2では、
・1回目に当たると Y=a
・1回目に外れて2回目に当たると Y=2a
・1回目、2回目ともに外れると Y=3a
です。
そして、それぞれの確率は前問までより
3/16
1/8
11/16
です。
したがって、Yの期待値は
a×(3/16)+2a×(1/8)+3a×(11/16)
=(3a/16)+(4a/16)+(33a/16)
=40a/16
=5a/2
となります。
問題文では、主催者が設定を妥当と判断するのは
Xの期待値<Yの期待値のときです。
つまり、450<5a/2を満たすときです。
これを解くと
900<5a
180<a
となります。
よって、a>180のとき妥当、a≦180のとき妥当ではないです。
したがって、(トナニ)に入るのは180です。
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