大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問79 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問7)
問題文
〔1〕aを実数とし、f(x)=x3-6ax+16とおく。
(3)方程式f(x)=0の異なる実数解の個数をnとする。次の選択肢のうち、正しいものは( ケ )と( コ )である。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問79(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
〔1〕aを実数とし、f(x)=x3-6ax+16とおく。
(3)方程式f(x)=0の異なる実数解の個数をnとする。次の選択肢のうち、正しいものは( ケ )と( コ )である。
- n=1ならばa<0
- a<0ならばn=1
- n=2ならばa<0
- a<0ならばn=2
- n=3ならばa>0
- a>0ならばn=3
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この過去問の解説 (2件)
01
【f(x)=x3-6ax+16=0の異なる実数解の個数】とは、【f(x)=x3-6ax+16とx軸との共有点の個数】のことです。グラフの概形を考えながら、複数の選択肢を同時に考えていくと効率よく解けます。
a<0のとき、f(x)=x3-6ax+16はf'(x)=3x²-6a>0となり、単調増加します。
よって、a<0のとき、f(x)とx軸との共有点の個数が1個(n=1)というのは正しいですが、共有点の個数が1個となる条件は、a<0以外にも存在します。
つまり、【n=1 ならば a<0】は、正しくありません。
a<0のときf(x)=x3-6ax+16は単調増加するため、f(x)とx軸との共有点の個数は1個(n=1)となり、【a<0 ならば n=1】は、正しいです。
f(x)=x3-6ax+16とx軸との共有点の個数が2個(n=2)となるためには、関数f(x)は極値を持つ必要があります。
a<0のときf(x)=x3-6ax+16は、単調増加するため、x軸との共有点は1個(n=1)となり、【n=2 ならば a<0】は、正しくありません。
同様に、a<0のときf(x)=x3-6ax+16は単調増加するため、x軸との共有点の個数は1個(n=1)となり、【a<0 ならば n=2】は、正しくありません。
f(x)=x3-6ax+16とx軸との共有点の個数が3個(n=3)となるためには、関数f(x)が極大値と極小値を持つ必要があります。
そのためには、f'(x)=3x²-6a=0が異なる2つの実数解を持つ必要があるため、a>0でなければならない。
よって、【n=3 ならば a>0】は、正しいです。
しかし、a>0のとき、関数 f(x)が極大値と極小値を持っても、f(x)とx軸との共有点の個数が3個とは限りません。
1個、2個の場合もあるため、【a>0 ならば n=3】は、正しくありません。
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02
正しいものは、「a<0ならばn=1」と「n=3ならばa>0」です。
n=1(実数解が1つ)になるのはa<0のときだけではありません。
たとえばa=1(正)でも実数解は1つになります。
(この関数はa=2より小さいと実数解が1つになります)
a<0のとき
f(x)=x3−6ax+16 の導関数は
f'(x)=3x2−6a です。
a<0なら−6a>0なので、f'(x)はどのxでも正になります。
つまりf(x)はずっと増加し、x軸と交わる点は1つだけなので、n=1になります。
n=2(異なる実数解が2つ)になるのは、グラフがx軸にちょうど接するときです。
これは山や谷が必要なのでa>0が必要で、実際にはa=2のときに起こります。
(a<0では起こりません)
よって成り立ちません。
a<0ならf(x)はずっと増加して、x軸と交わるのは1回だけです。
したがってn=2にはなりません。
n=3(異なる実数解が3つ)になるには、グラフがx軸を3回横切る必要があり、そのためには途中で増える→減る→増えるという形(山と谷)が必要です。
山と谷ができるには f'(x)=3x2−6a が0になる点が2つ必要で、これはa>0のときに限られます。
a>0でも、必ずn=3になるわけではありません。
たとえばa=1なら山と谷はできますが、谷がx軸より上にあるため、x軸と交わる点は1つだけになります。
よって成り立ちません。
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