大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問103 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問10)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問103(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( サ )に当てはまるものを選べ。

以下のように、歩行者と自転車が自宅を出発して移動と停止を繰り返している。歩行者と自転車の動きについて、数学的に考えてみよう。
自宅を原点とする数直線を考え、歩行者と自転車をその数直線上を動く点とみなす。数直線上の点の座標がyであるとき、その点は位置yにあるということにする。また、歩行者が自宅を出発してからx分経過した時点を時刻xと表す。歩行者は時刻0に自宅を出発し、正の向きに毎分1の速さで歩き始める。自転車は時刻2に自宅を出発し、毎分2の速さで歩行者を追いかける。自転車が歩行者に追いつくと、歩行者と自転車はともに1分だけ停止する。その後、歩行者は再び正の向きに毎分1の速さで歩き出し、自転車は毎分2の速さで自宅に戻る。自転車は自宅に到着すると、1分だけ停止した後、再び毎分2の速さで歩行者を追いかける。これを繰り返し、自転車は自宅と歩行者の間を往復する。
x=anを自転車がn回目に自宅を出発する時刻とし、y=bnをそのときの歩行者の位置とする。

(2)歩行者がy=300の位置に到着するときまでに、自転車が歩行者に追いつく回数は( サ )回である。また、( サ )回目に自転車が歩行者に追いつく時刻は、x=( シスセ )である。
問題文の画像
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

解答 サ: 4

 

解説

この問題はオとケの答えを利用します(解説はここでは省略)。

 

n回目に自宅を出発した自転車が次に歩行者に追いつくときの位置は、

オの答えより 2bn でした。

 

歩行者がy=300の位置に到着するときまでに自転車が歩行者に追いつく回数は、

不等式 2bn ≦ 300 を満たすような最大の自然数nに相当します。

 

ケの答えより、bn = (5/2)・3n-1-(1/2) でした。

2bn ≦ 300

5・3n-1 -1 ≦ 300

5・3n-1 ≦ 300 + 1

3n-1 ≦ 60 + 1/5

これを満たす最大の自然数nは n=4 です。

よって答えは 4回 つまり サ: 4 となります。

選択肢4. 4

この選択肢が答えとなります。

参考になった数0

02

一般項を求めることができれば、

その式からbn>300となるような最小のnを求めれば良いです。

ただし、答え方に注意しましょう。

 

選択肢4. 4

bn=2/5・3n-1-1/2を用いることとします。

 

an+1=an+2bn+2

bn+1=3bn+1が成り立ちます。

 

bnについて、

bn+1=3bn+1

bn+1+1/2=3(bn+1/2)

b1+1/2=5/2ですから、

bn+1/2は初項5/2、公比3の等比数列です。

従って、一般項は

bn=5/2・3n-1-1/2と表すことができます。

 

bn>300となるような最小のnを求めます。

5/2・3n-1の部分について、

3n-1に、1,3,9,27,81,243と代入すると、

n=5のとき、5/2・81-1/2=202<300

n=6のとき、5/2・243-1/2=607>300

 

よって、歩行者がy=300の位置に到着するときまでに

n=5 つまり、自転車は5回家を出ています。

ここで、5回目歩行者に会う前なのか、会った後なのかを

確かめる必要があります。

かなり前の問題ですが、2人が会う位置は

2bnとかけるのでした。

 

時刻anの時点で、歩行者は位置bn

自転車は位置0のところにいます。

2人の間隔は1分間に1ずつ縮まっていきます。

2人が会うまでには

bnだけ時間が追加でかかるので、

この時の時間はan+bnとなります。

歩行者はbnの時間の間に、bnだけ進みます。

自転車が進む時刻に歩行者はbnの位置にいて、

その後bnだけ進むので、

2人が出会う時の位置は

bn+bn=2bnとなります。

 

今回、300<2・202=404ですから、

まだ5回目は会っていないとわかります。

従って歩行者と会った回数は4回です。

参考になった数0