大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問118 (情報関係基礎(第1問) 問1)
問題文
a 600✕600ピクセルのRGBカラー画像を記録したものと、1800✕1200ピクセルの256階調グレースケール画像を記録したものが、同じデータサイズであった。この場合、RGBカラーで記録した画像データは1ピクセルあたり( アイ )ビットで記録されていたことになる。ただし、データの圧縮は行わず、画像以外のデータは考えないものとする。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問118(情報関係基礎(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
a 600✕600ピクセルのRGBカラー画像を記録したものと、1800✕1200ピクセルの256階調グレースケール画像を記録したものが、同じデータサイズであった。この場合、RGBカラーで記録した画像データは1ピクセルあたり( アイ )ビットで記録されていたことになる。ただし、データの圧縮は行わず、画像以外のデータは考えないものとする。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「48」ビットです。
ピクセルとはデジタル画像を構成する最小単位であり、1ピクセルごとに色が付いているので、それが縦横に並べられて画像になります。
ビットとはコンピューターが扱う情報の最小単位であり、1ビットの値は「0」か「1」の2通りしかありません(2進数)。
【この問題の情報】
・画像①:600✕600ピクセルのRGBカラー画像
・画像②:1800✕1200ピクセルの256階調グレースケール画像
・2つの画像のデータサイズは同じ
データサイズはビットで表せるので、データサイズが分かれば、画像①の1ピクセルあたりのデータサイズも分かります。
まずは、画像②のデータサイズを計算しましょう。
画像②のピクセル数は、1800✕1200=2160000 ピクセルです。
「256階調」とあるので、1ピクセルごとの色は256段階で表現しています。
256通りの情報をビットで表すには、256=2の8乗より8ビット必要です。
したがって、画像②のデータサイズは2160000✕8=17280000 ビットです。
次に、画像②のデータサイズを用いて、画像①の1ピクセルあたりのデータサイズを計算しましょう。
画像①のピクセル数は、600✕600=360000 ピクセルです。
画像①全体のデータサイズは画像②と同じなので、17280000ビットです。
したがって、1ピクセルあたりのデータサイズは、17280000÷360000=48 ビットです。
不適切です。
不適切です。
不適切です。
適切です。冒頭で説明したように、256階調グレースケール画像のデータサイズが分かれば、RGBカラー画像の1ピクセルあたりのデータサイズも計算できます。
ピクセルやビットなどのキーワードを整理して、問われている値を正確に求めましょう。
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