大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問35 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問35(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( エ )・( オ )に当てはまる組み合わせとして正しいものを選べ。

花子さんと太郎さんは、得点に応じた景品を一つもらえる、さいころを使った次のゲームを行う。ただし、得点なしの場合は景品をもらえない。

ゲームのルール
・最初にさいころを1回投げる。
・さいころを1回投げた後に、続けて2回目を投げるかそれとも1回で終えて2回目を投げないかを、自分で決めることができる。
・2回目を投げた場合は、出た目の合計をで6割った余りをAとする。2回目を投げなかった場合は、1回目に出た目を6で割った余りをAとする。
・Aが決まった後に、さいころをもう1回投げ、出た目がA未満の場合はAを得点とし、出た目がA以上のときは得点なしとする。

(1)1回目に投げたさいころの目にかかわらず2回目を投げる場合を考える。
A=4となるのは出た目の合計が( ア )または( イウ )の場合であるから、
A=4となる確率は( エ )/( オ )である。また、A≧4となる確率は( カ )/( キ )である。

  • エ:1  オ:3
  • エ:2  オ:3
  • エ:1  オ:6
  • エ:5  オ:6

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この過去問の解説 (2件)

01

必ずサイコロを2回投げる場合、その目の合計を6で割った余りがAで、A=4 となるのは、2回投げたサイコロの目の和が4か10のときです。

 以下、1回目に出た目がm、2回目に出た目がnとなったことを(m、n)と表すことにします。

(ア)出た目の和が4の場合

  (1、3)、(2、2)、(3、1) の3通り

(イ)出た目の和が10の場合

  (4、6)、(5、5)、(6、4) の3通り

(ア)、(イ)より、A=4 となるのは全部で6通りです。目の出方は全部で 6=36 通りなので、その確率は 6/36=1/6 となります。

よって、解答欄(エ)は「1」、解答欄(オ)は「6」となる選択肢の番号が入ります。

 

また、サイコロを2回投げる場合、下の図のようにAの値を表にして求める方法もあります。この表を見ると A=4 となるのは全部で6通りということがわかります。(黄色のマス目の所)

 

まとめ

マークシート方式なので(途中の式を記述する必要がないので)、Aの値の表を作って求めた方が早いかもしれません。

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02

問題文に「1回目に投げたさいころの目にかかわらず2回目を投げる場合を考える」と書いてあるので、2個のさいころの出目の和をまとめた表をかきましょう。表は以下のようになります。

出目123456
1234567
2345678
3456789
45678910
567891011
6789101112

A=4となるのは、出目の和が4または10のときです。

上の表中には出目の和が4と10になる出目の組み合わせは6通りあります。2つのさいころのすべての出目の組み合わせは36通りなので、

6/36=1/6

したがって、エ/オの答えは1/6です。(エ:1,オ:6)

選択肢1. エ:1  オ:3

不正解です。

選択肢2. エ:2  オ:3

不正解です。

選択肢3. エ:1  オ:6

正解です。

選択肢4. エ:5  オ:6

不正解です。

まとめ

2つのさいころが出てきたら、上のような表をかいて考えるとよいでしょう。

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