大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問36 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問3)
問題文
以下( カ )・( キ )に当てはまる組み合わせとして正しいものを選べ。
花子さんと太郎さんは、得点に応じた景品を一つもらえる、さいころを使った次のゲームを行う。ただし、得点なしの場合は景品をもらえない。
ゲームのルール
・最初にさいころを1回投げる。
・さいころを1回投げた後に、続けて2回目を投げるかそれとも1回で終えて2回目を投げないかを、自分で決めることができる。
・2回目を投げた場合は、出た目の合計をで6割った余りをAとする。2回目を投げなかった場合は、1回目に出た目を6で割った余りをAとする。
・Aが決まった後に、さいころをもう1回投げ、出た目がA未満の場合はAを得点とし、出た目がA以上のときは得点なしとする。
(1)1回目に投げたさいころの目にかかわらず2回目を投げる場合を考える。
A=4となるのは出た目の合計が( ア )または( イウ )の場合であるから、
A=4となる確率は( エ )/( オ )である。また、A≧4となる確率は( カ )/( キ )である。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問36(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
以下( カ )・( キ )に当てはまる組み合わせとして正しいものを選べ。
花子さんと太郎さんは、得点に応じた景品を一つもらえる、さいころを使った次のゲームを行う。ただし、得点なしの場合は景品をもらえない。
ゲームのルール
・最初にさいころを1回投げる。
・さいころを1回投げた後に、続けて2回目を投げるかそれとも1回で終えて2回目を投げないかを、自分で決めることができる。
・2回目を投げた場合は、出た目の合計をで6割った余りをAとする。2回目を投げなかった場合は、1回目に出た目を6で割った余りをAとする。
・Aが決まった後に、さいころをもう1回投げ、出た目がA未満の場合はAを得点とし、出た目がA以上のときは得点なしとする。
(1)1回目に投げたさいころの目にかかわらず2回目を投げる場合を考える。
A=4となるのは出た目の合計が( ア )または( イウ )の場合であるから、
A=4となる確率は( エ )/( オ )である。また、A≧4となる確率は( カ )/( キ )である。
- カ:1 キ:2
- カ:1 キ:3
- カ:1 キ:6
- カ:2 キ:3
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この過去問の解説 (2件)
01
サイコロを必ず2回投げる場合にはその目の和を6で割った余りがAで、Aのとり得る値は、A=0、1、2、3、4、5 のいずれかです。よって、A≧4 となるのはA=4とA=5 の2通りに限られますが、前問で求めた通り、A=4 となるのは6通りです。
よって、次に A=5 となる場合を考えますが、2回投げた目の和を6で割った余りが5なので、目の合計は5か11です。
以下、1回目に出た目がm、2回目に出た目がnとなったことを(m、n)と表すことにします。
(ア)出た目の和が5の場合
(1、4)、(2、3)(3、2)、(4、1)の4通り
(イ)出た目の和が11の場合
(5、6)、(6、5) の2通り
(ア)、(イ)より、A=5 となるのは全部で6通りです。
以上より、A≧4 となるのは、6+6=12 で、12通りとなるので、その確率は
12/36=1/3 です。
これより、解答欄(カ)は「1」、解答欄(キ)は「3」となる選択肢の番号が入ります
また、前問と同じように、サイコロを2回投げたときのAの値の表を作って求めることもできます。
下の表で、A=4の所を黄色、A=5 の所を青緑で表していますが、該当するマス目は12個となり、A≧4 となるのは12通りということがわかります。
サイコロを2回投げたときの目の和とAの値との区別をしっかり意識し、混乱しないようにしてください。
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02
問題文に「1回目に投げたさいころの目にかかわらず2回目を投げる場合を考える」と書いてあるので、2個のさいころの出目の和をまとめた表をかきましょう。表は以下のようになります。
次に、上の表を「6で割った余り(すなわちA)」を示す表に書き換えてみます。
表は以下のようになります。
A≧4となるのは表中の青色で示した部分(12通り)です。
したがって、求める確率は12/36=1/3で
カ/キ=1/3(カ:1、キ:3)となります。
不正解です。
正解です。
不正解です。
不正解です。
前問で作った表を、Aを示す表に書き換えることでスムーズに解くことができます。
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