共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問78 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問14)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問78(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

( ヒ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。

(2)ある地域では、毎年3月頃「ソメイヨシノ(桜の種類)の開花予想日」が話題になる。太郎さんと花子さんは、開花日時を予想する方法の一つに、2月に入ってからの気温を時間の関数とみて、その関数を積分した値をもとにする方法があることを知った。ソメイヨシノの開花日時を予想するために、二人は図1の6時間ごとの気温の折れ線グラフを見ながら、次のように考えることにした。

xの値の範囲を0以上の実数全体として、2月1日午前0時から24x時間経った時点をx日後とする。(例えば、10.3日後は2月11日午前7時12分を表す。)また、x日後の気温をy℃とする。このとき、yはxの関数であり、これをy=f(x)とおく。ただし、yは負にはならないものとする。
気温を表す関数f(x)を用いて二人はソメイヨシノの開花日時を後の設定で考えることにした。

設定のもと、太郎さんは気温を表す関数y=f(x)のグラフを図2のように直線とみなしてソメイヨシノの開花日時を考えることにした。
問題文の画像
  • 30日後より前
  • 30日後
  • 30日後より後、かつ40日後より前
  • 40日後
  • 40日後より後、かつ50日後より前
  • 50日後
  • 50日後より後、かつ60日後より前
  • 60日後
  • 60日後より後

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この過去問の解説 (3件)

01

(※実数としての「日数の微小区間の長さ」と「気温」の積の和を、「気温の和」と略記します。)
問題文の S(t) は、
0 日目から t 日目までの「気温の和」を表しています。
 

問題文と設問(タチツ)より、
閉区間 [0, 30] の範囲の「気温の和」は 180です。
同じく問題文より、
閉区間 [30, 40] の範囲の「気温の和」は 115です。

 

よって、閉区間 [0, 40] の「気温の和」は、
180 + 115 = 295 です。

この時点ではまだ S(t) は 400 に達しません。
残りの必要な「気温の和」は、
400 - 295 = 105 < 115

 

ここで設問(ハ)の結果から、
x ≧ 30 における f(x)の定積分について、
[30, 40] の場合の結果の 115 よりも、

[40, 50] の場合のほうが定積分の値は大きいので、
t = 50 に達する前に S(t) は 400 に達します。

 

「40日後より後、かつ50日後より前」の選択肢が設問(ヒ)の解答となります。

 

 

設問(ハ)

x = 30 の時に x2/100 - x/6 + 5 > 0 となる事に注意します。
問題文より「x ≧ 30 の時に f(x) は増加する」事と、

x ≧ 30 で常に f(x) > 0 である事から、
同じ区間の長さで定積分した場合には閉区間 [30, 40] よりも、
閉区間 [40, 50] で定積分した値のほうが大きくなります。


この事は、定積分が「微小区間の長さと関数の値の積の和」について、

各微小区間の長さを 0 に近付けたときの極限値である事から分かります。

 

「閉区間 [30, 40] での定積分」 < 「閉区間 [40, 50] での定積分」なので、
「<」の選択肢が設問(ハ)の解答となります。

選択肢5. 40日後より後、かつ50日後より前

積分記号を使って計算すると、次のようになります。


本設問で積分区間内で f(x) は正の値である事に注意して、
S(t) = 400 となる t は閉区間 [40, 50] に含まれる事になります。

まとめ

積分の問題としては、上記解説では次の公式を利用しています。

比較的覚えやすく、分かりやすい公式であると思われます。
ただし本設問のような、少し変わった形で使われる事もあるので公式の意味を把握しましょう。
定積分はもともとは「和」である事にこの公式は由来しています。

参考になった数0

02

ハの回答

 

問題文より

「x≥30の範囲においてf(x)は増加する」とあります。

 

グラフが右上がりに増加しているので、

後の区間(40→50)の方が面積が大きくなります。

 

よってハは<です。

 

0≦t≦30の範囲の面積は180

30≦t≦40の範囲の面積は115なので

0≦t≦40の範囲の面積は180+115=295です。

 

ハの回答より

40≦t≦50の範囲の面積は115より大きいので

0≦t≦50の範囲の面積は180+115+115=410

よりも大きいことがわかります。

 

よって、

面積が400になるtは40<t<50の部分にあります。

選択肢5. 40日後より後、かつ50日後より前

正解です。

参考になった数0

03

0→30の面積は180

30→40の面積は115

合計295になります

40→50の面積は(ハ)より30→40より大きいので

合計は295+115=410より大きくなります

よって面積が400になるtは40<t<50の範囲にあります

選択肢1. 30日後より前

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢2. 30日後

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢3. 30日後より後、かつ40日後より前

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢4. 40日後

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢5. 40日後より後、かつ50日後より前

この解答は導出の手順・計算結果ともに正しく、論理的に正しいです。

選択肢6. 50日後

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢7. 50日後より後、かつ60日後より前

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢8. 60日後

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

選択肢9. 60日後より後

この解答は導出の過程や計算結果に誤りが含まれており、不正解です。

まとめ

うまく前の問題を使いましょう

参考になった数0