大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問101 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問11)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問101(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

( サシ )、( スセ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。

花子さんは、毎年の初めに預金口座に一定額の入金をすることにした。この入金を始める前における花子さんの預金は10万円である。ここで、預金とは預金口座にあるお金の額のことである。預金には年利1%で利息がつき、ある年の初めの預金がx万円であれば、その年の終わりには預金は1.01x万円となる。次の年の初めには1.01x万円に入金額を加えたものが預金となる。
毎年の初めの入金額をp万円とし、n年目の初めの預金をan万円とおく。ただし、p>0とし、nは自然数とする。
例えば、a1=10+p、a2=1.01(10+p)+pである。

(2)花子さんは、10年目の終わりの預金が30万円以上になるための入金額について考えた。
10年目の終わりの預金が30万円以上であることを不等式を用いて表すと( コ )≧30となる。この不等式をpについて解くと
p≧{( サシ )ー( スセ )✕1.0110}/101(1.0110−1)
となる。したがって、毎年の初めの入金額が例えば18000円であれば、10年目の終わりの預金が30万円以上になることがわかる。

問題文の画像
  • サシ:30  スセ:10
  • サシ:30  スセ:20
  • サシ:40  スセ:20
  • サシ:40  スセ:10

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この過去問の解説 (2件)

01

anは前問より下記のように表すことを確認しています。

an=10✕1.01n−1+p×1.01n-1+p×1.01n-2+・・・+p

an=10✕1.01n−1+p×(1.01n-1+1.01n-2+・・・+1)

an=10✕1.01n−1+p×(1.01n-1+1.01n-2+・・・+1.010)

an=10✕1.01n−1+p×(1.011-1+・・・+1.01(n-1)-1+1.01n-1)

an=10✕1.01n−1+nk=11.01k-1

an=10✕1.01n−1+100p(1.01n-1)

 

また、10年目の終わりの預金額が30万円以上であることを不等式で表すと、下記のようになることを確認しています。

10年目の初めの預金はa10万円なので、10年目の終わりの預金は1.01a10と表すことができます。

10年目の終わりの預金が30万円以上であることを不等式を用いて表すと1.01a10≧30となります。

anにn=10を代入すると、

a10=10✕1.01(10−1)+100p(1.0110-1)

となります。

1.01a10≧30をpについて解いていきます。

1.01✕(10✕1.01(10−1)+100p(1.0110-1))≧30

1.01✕10✕1.01(10−1)+1.01✕100p(1.0110-1)≧30

10✕1.0110+101p(1.0110-1)≧30

101p(1.0110-1)≧30-10✕1.0110

p≧(30-10✕1.0110)/(101(1.0110-1))

よって、サシは30、スセは10となります。

選択肢1. サシ:30  スセ:10

正解の選択肢です。

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02

前問までで、次のことを確認しました。

aₙn年目の初めの預金です。

したがって、10年目の終わりの預金
1.01a₁₀ です。

また、方針2より
aₙ=10×1.01(n−1)+100p(1.01n−1)
でした。

選択肢1. サシ:30  スセ:10

問題文より、10年目の終わりの預金が30万円以上なので

1.01a₁₀≧30

です。


前問までの式を入れると

10×1.0110+101p(1.0110−1)≧30

となります。

これを p について解くと

101p(1.0110−1)≧30−10×1.0110

なので

p≧{30−10×1.0110} / {101(1.0110−1)}

です。

よって、(サシ)は30、(スセ)は10です。

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