大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問9 (数学Ⅰ・数学A(第1問) 問9)
問題文
△ABCにおいてBC=1であるとする。sin∠ABCとsin∠ACBに関する条件が与えられたときの△ABCの辺、角、面積について考察する。
(3)sin∠ABC=2sin∠ACBを満たす△ABCのうち、面積Sが最大となるものを求めよう。
sin∠ABC=2sin∠ACBとBC=1により
cos∠ABC=([ タ ]−[ チ ]AB2)/2AB
である。△ABCの面積Sについて調べるために、S2を考える。AB2=xとおくと
S2=−([ ツ ]/[ テト ])x2+([ ナ ]/[ ニ ])x−(1/16)
と表すことができる。したがって、S2が最大となるのはx=( ヌ )/( ネ )のとき、
すなわちAB=√( ノ )/( ハ )のときである。S>0より、このときに面積Sも最大となる。
また、面積Sが最大となる△ABCにおいて、∠ABCは( ヒ )で、∠ACBは( フ )である。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問9(数学Ⅰ・数学A(第1問) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
△ABCにおいてBC=1であるとする。sin∠ABCとsin∠ACBに関する条件が与えられたときの△ABCの辺、角、面積について考察する。
(3)sin∠ABC=2sin∠ACBを満たす△ABCのうち、面積Sが最大となるものを求めよう。
sin∠ABC=2sin∠ACBとBC=1により
cos∠ABC=([ タ ]−[ チ ]AB2)/2AB
である。△ABCの面積Sについて調べるために、S2を考える。AB2=xとおくと
S2=−([ ツ ]/[ テト ])x2+([ ナ ]/[ ニ ])x−(1/16)
と表すことができる。したがって、S2が最大となるのはx=( ヌ )/( ネ )のとき、
すなわちAB=√( ノ )/( ハ )のときである。S>0より、このときに面積Sも最大となる。
また、面積Sが最大となる△ABCにおいて、∠ABCは( ヒ )で、∠ACBは( フ )である。
- ツ:3 テト:11 ナ:3 ニ:5
- ツ:6 テト:13 ナ:4 ニ:7
- ツ:9 テト:16 ナ:5 ニ:8
- ツ:9 テト:17 ナ:3 ニ:2
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この過去問の解説 (2件)
01
文字の多さに惑わされやすいですが、難しい公式などは使用しません。
押さえておきたいポイントは次の2つです。
①図の△ABCについて S=1/2bc・sin∠A=1/2ca・sin∠B=1/2ac・sin∠C
②三角比の相互関係 sin2∠ABC+cos2∠ABC=1
以下に(タ)(チ)の解答を一部抜粋します。参考にしてください。
(タ)(チ)より、
cos∠ABC=(1−3AB2)/2AB 両辺を2乗して
cos2∠ABC={(1−3AB2)/2AB}2 …①
sin2∠ABC+cos2∠ABC=1
cos2∠ABC=1-sin2∠ABC …②
①②より、以下の式が成り立ちます。
{(1−3AB2)/2AB}2=1-sin2∠ABC
sin2∠ABC=1−{(1−3AB2)/2AB}2
sin2∠ABC=4AB2−(1−3AB2)2/4AB2 …③
三角形の面積の公式より、
S=1/2・AB・BC・sin∠ABC 両辺を2乗して
S2=1/4・AB2・BC2・sin2∠ABC
ここで③の右辺をsin2∠ABCに代入します。
さらにBC=1, AB2=xですから、③は最終的に
S2=1/4・x・1・{4x−(1−3x)2/4x} と表すことができます。
S2=−9/16x2+5/8x−1/16
したがって、答えは (ツ)=9, (テ)(ト)=16, (ナ)=5, (ニ)=8 です。
・ △ABCの面積SについてABの式で表している
・ (タ)(チ)で、cos∠ABCをABの式で表している
以上の2点から、解説冒頭で挙げた2つの公式に気付くことができると良いでしょう。
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02
方針
三角形の面積はS=1/2・a・b・sin∠Cですので、cosABCを利用して考えていきます。
正弦定理により、AC/sinABC=AB/sinACB
AC・sinACB=AB・sinABC
また設問により、sinABC=2sinACBなので、
AC・sinACB=2AB・sinACBとなります。
したがって、AC=2AB
BC=1、AC=2ABとなります。
sin2ABC+cos2ABC=1
sin2ABC=1-cosABC
cosABC=(1-3AB2)/2ABを代入して、
sin2ABC=1-{(1-3AB2)/2AB}2
三角形の公式に当てはめると、
S=1/2・AB・BC・sinABC
BC=1ですので、
S=1/2・AB・BC・sinABC
S2=1/4・AB2・sin2ABC
sin2ABC=1-{(1-3AB2)/2AB}2を代入すると、
S2=1/4・AB2・1-{(1-3AB2)/2AB}2
AB2=xと置くならば、
S2=1/4・x・1-{(1-3x)/2AB}2
S2=1/4・x・1-{(1-3x)2/4x}
S2=1/4・x・{4x-(1-3x)2/4x}
S2=(-9x2+10x-1)/16
S2=-9x2/16+5x/8-1/16
よって、ツ:9、テト:16、ナ:5、ニ:8
上記の計算結果より、数値が適当ですので正解です。
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