共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問32 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問9)
問題文
(2)箱の中に[A]、[B][C]のカードが1枚ずつ全部で3枚入っている場合を考える。
以下では、3以上の自然数nに対し、n回目の試行で初めてA、B、Cがそろうとは、n回の試行で[A]、[B][C]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、かつ[A]、[B][C]のうちいずれか1枚がn回目の試行で初めて取り出されることを意味する。
(ⅰ)3回目の試行で初めてA、B、Cがそろう取り出し方は( ク )通りある。よって、3回目の試行で初めてA、B、Cがそろう確率は( ク )/33である。
(3)箱の中に[A]、[B]、[C]、[D]のカードが1枚ずつ全部で4枚入っている場合を考える。
以下では、6回目の試行で初めてA、B、C、Dがそろうとは、6回の試行で[A]、[B]、[C]、[D]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、かつ、[A]、[B]、[C]、[D]のうちいずれか1枚が6回目の試行で初めて取り出されることを意味する。
また、3以上5以下の自然数nに対し、6回の試行のうちn回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろうとは、6回の試行のうち1回目からn回目の試行で、[A]、[B]、[C]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、[D]は1回も取り出されず、かつ、[A]、[B]、[C]のうちいずれか1枚がn回目の試行で初めて取り出されることを意味する。6回の試行のうちn回目の試行で初めてB、C、Dだけがそろうなども同様に定める。
太郎さんと花子さんは、6回目の試行で初めてA、B、C、Dがそろう確率について考えている。
太郎:例えば、5回目までに[A]、[B]、[C]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、かつ6回目に初めて[D]が取り出される場合を考えたら計算できそうだね。
花子:それなら、初めてA、B、Cだけがそろうのが、3回目のとき、4回目のとき、5回目のときで分けて考えてみてはどうかな。
6回の試行のうち3回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろう取り出し方が( ク )通りであることに注意すると、「6回の試行のうち3回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろい、かつ6回目の試行で初めて[D]が取り出される」取り出し方は( スセ )通りあることがわかる。
同じように考えると、「6回の試行のうち4回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろい、かつ6回目の試行で初めて[D]が取り出される」取り出し方は( ソタ )通りあることもわかる。
以上のように考えることにより、6回目の試行で初めてA、B、C、Dがそろう確率は( チツ )/( テトナ )であることがわかる。
( ソタ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問32(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
(2)箱の中に[A]、[B][C]のカードが1枚ずつ全部で3枚入っている場合を考える。
以下では、3以上の自然数nに対し、n回目の試行で初めてA、B、Cがそろうとは、n回の試行で[A]、[B][C]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、かつ[A]、[B][C]のうちいずれか1枚がn回目の試行で初めて取り出されることを意味する。
(ⅰ)3回目の試行で初めてA、B、Cがそろう取り出し方は( ク )通りある。よって、3回目の試行で初めてA、B、Cがそろう確率は( ク )/33である。
(3)箱の中に[A]、[B]、[C]、[D]のカードが1枚ずつ全部で4枚入っている場合を考える。
以下では、6回目の試行で初めてA、B、C、Dがそろうとは、6回の試行で[A]、[B]、[C]、[D]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、かつ、[A]、[B]、[C]、[D]のうちいずれか1枚が6回目の試行で初めて取り出されることを意味する。
また、3以上5以下の自然数nに対し、6回の試行のうちn回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろうとは、6回の試行のうち1回目からn回目の試行で、[A]、[B]、[C]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、[D]は1回も取り出されず、かつ、[A]、[B]、[C]のうちいずれか1枚がn回目の試行で初めて取り出されることを意味する。6回の試行のうちn回目の試行で初めてB、C、Dだけがそろうなども同様に定める。
太郎さんと花子さんは、6回目の試行で初めてA、B、C、Dがそろう確率について考えている。
太郎:例えば、5回目までに[A]、[B]、[C]のそれぞれが少なくとも1回は取り出され、かつ6回目に初めて[D]が取り出される場合を考えたら計算できそうだね。
花子:それなら、初めてA、B、Cだけがそろうのが、3回目のとき、4回目のとき、5回目のときで分けて考えてみてはどうかな。
6回の試行のうち3回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろう取り出し方が( ク )通りであることに注意すると、「6回の試行のうち3回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろい、かつ6回目の試行で初めて[D]が取り出される」取り出し方は( スセ )通りあることがわかる。
同じように考えると、「6回の試行のうち4回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろい、かつ6回目の試行で初めて[D]が取り出される」取り出し方は( ソタ )通りあることもわかる。
以上のように考えることにより、6回目の試行で初めてA、B、C、Dがそろう確率は( チツ )/( テトナ )であることがわかる。
( ソタ )にあてはまるものを1つ選べ。
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この過去問の解説 (3件)
01
前問までで、3回目に初めてA、B、Cだけがそろう取り出し方は、
3×2×1=6通り
であることを確認しました。
また、3回目に初めてA、B、Cだけがそろい、6回目に初めてDが出る取り出し方は、
6×3×3×1=54通り
でした。
今回は、4回目に初めてA、B、Cだけがそろう場合を考えます。
6回目に初めてDが出るので、1回目から5回目まではDが出てはいけません。
そのため、1回目から5回目まではA、B、Cのどれかが出ます。
「4回目に初めてA、B、Cだけがそろう」とは、次のような場合です。
1回目から3回目までは、A、B、Cのうち2種類だけが出ています。
そして、4回目に残りの1種類が初めて出て、A、B、Cがそろいます。
まず、1回目から3回目で出ていないカードを決めます。
A、B、Cのうちどれが出ていないかは、 3通り です。
次に、残りの2種類を使って1回目から3回目を並べます。
ただし、2種類とも少なくとも1回は出ている必要があります。
2種類で3回並べる方法は、
2×2×2=8通り
です。
そのうち、全部同じになる場合が2通りあるので、それを除きます。
8−2=6通り
です。
したがって、1回目から3回目までの並び方は、
3×6=18通り
です。
4回目は、まだ出ていなかった残りの1種類に決まるので、
1通り です。
5回目はDでなければよいので、
A、B、Cの 3通り です。
6回目は初めてDが出るので、
1通り です。
よって、取り出し方は
18×1×3×1=54
となります。
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02
箱の中に[A]、[B]、[C]、[D]のカードが1枚ずつ全部で4枚入っている場合を考えます。
少し複雑になってきているので、問題の流れに従いながら解き進め、全体を把握すると良いです。
6回の試行のうち4回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろい、かつ6回目でDが取り出される場合とは具体的に、
【4回目の試行で初めてA、B、Cがそろう】、【5回目はA,B,Cの何が出てもよい】、かつ【6回目の試行で初めてDが取り出される】場合のことです。
【4回目の試行で初めてA、B、Cがそろう】 (2)(ⅱ)より18通り
【5回目はA,B,Cの何が出てもよい】 3通り
【6回目の試行で初めてDが取り出される】 1通り
よって、18×3×1=54通り となります。
ソタ 54
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03
(i)4回目の試行で初めてA、B、Cだけがそろう場合
これは、「4回目に出るカードが、1〜3回目には一度も出ていない種類である」ということです。
例えば、「4回目にCが初めて出る」場合を考えます。
このとき、1〜3回目はAとBの2種類だけで構成されている必要があります。
A,Bの2種類で3回の試行を行う場合の数は23=8通りです。
しかし、「Aのみ」のみと「Bのみ」は条件を満たさないため、
8-2=6通り。
「4回目にBが初めて出る」場合も同様に6通り、「4回目にAが初めて出る」場合も同様に6通りあるため、合計は6*3=18通りとなります。
(ii)**5回目**
6回目に初めてDが出るので、A,B,Cの3通りです。
(iii)**6回目**
初めてDが出るので、Dの1通りです。
(i)~(iii)より
18*3*1=54通り
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