大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問49 (数学Ⅰ・数学A(第5問) 問9)
問題文
ここでは
AP:PQ:QC=2:3:3、 AT:TS:SD=1:1:3
を満たす星形の図形を考える。
以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。
(2)5点P、Q、R、S、Tが同一円周上にあるとし、AC=8であるとする。
(ⅱ)3点A、B、Cを通る円と点Dとの位置関係を、次の構想に基づいて調べよう。
<構想>
線分ACとBDの交点Qに着目し、AQ・CQとBQ・DQの大小を比べる。
まず、AQ・CQ=5・3=15かつBQ・DQ=( キク )であるから
AQ・CQ( ケ )BQ・DQ ・・・・・①
が成り立つ。また、3点A、B、Cを通る円と直線BDとの交点のうち、Bと異なる点をXとすると
AQ・CQ( コ )BQ・XQ ・・・・・②
が成り立つ。①と②の左辺は同じなので、①と②の右辺を比べることにより、XQ( サ )DQが得られる。したがって、点Dは3点A、B、Cを通る円の( シ )にある。
( シ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問49(数学Ⅰ・数学A(第5問) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
ここでは
AP:PQ:QC=2:3:3、 AT:TS:SD=1:1:3
を満たす星形の図形を考える。
以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。
(2)5点P、Q、R、S、Tが同一円周上にあるとし、AC=8であるとする。
(ⅱ)3点A、B、Cを通る円と点Dとの位置関係を、次の構想に基づいて調べよう。
<構想>
線分ACとBDの交点Qに着目し、AQ・CQとBQ・DQの大小を比べる。
まず、AQ・CQ=5・3=15かつBQ・DQ=( キク )であるから
AQ・CQ( ケ )BQ・DQ ・・・・・①
が成り立つ。また、3点A、B、Cを通る円と直線BDとの交点のうち、Bと異なる点をXとすると
AQ・CQ( コ )BQ・XQ ・・・・・②
が成り立つ。①と②の左辺は同じなので、①と②の右辺を比べることにより、XQ( サ )DQが得られる。したがって、点Dは3点A、B、Cを通る円の( シ )にある。
( シ )にあてはまるものを1つ選べ。
- 内部
- 周上
- 外部
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この過去問の解説 (1件)
01
点Qは線分AC上の点であり、AQ・CQ = 15 と正の値なので、点Qは「3点A、B、Cを通る円」の内部にあることが分かります。
点Xは、この円の周上の点です。
したがって、「XQ」は、円の内部の点Qから円周上の点Xまでの距離を表します。
一方、「DQ」は、同じく円の内部の点Qから点Dまでの距離を表しています。
「XQ < DQ」という関係は、点Qから測ったときに、点Dは円周上の点Xよりも遠くにあることを意味します。
円の内部の点Qから見て、円周上の点よりも遠い位置にあるということは、点Dがその円の「外部」にあることを示しています。
もし点Dが円の内部にあれば XQ > DQ となり、円周上にあれば XQ = DQ となります。
上記の XQ < DQより点Dは3点A、B、Cを通る円の外部にあることが分かります。
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