共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問33 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問7)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問33(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

1辺の長さが1である正方形のタイルが6枚ある。これらのタイルを1枚ずつ互いに重ならないように、1辺の長さが4である正方形の壁に貼っていくことを考える。ただし、新しく貼るタイルは、その左側と下側が壁の縁やすでに貼られているタイルとの間に隙間ができないように、詰めて貼られるものとする。また、新しく貼るタイルの位置の候補が全部でn箇所あるとき、そのうちのどの位置についてもタイルを貼る確率は1/nであるものとする。
このとき、1枚目のタイルは壁の左下の隅に貼られることになる。また、2枚目のタイルを貼る位置の候補は、1枚目のタイルのすぐ右かすぐ上の2箇所となる。同様に考えると、4枚目のタイルを貼るまでのタイルの配置は、図1のようになる。ただし、図1における矢印はタイルの配置の推移を表している。なお、3枚目から4枚目の間の矢印は省略している。
以下、タイルの配置を、単に配置という。

(3)4枚目のタイルを貼った時点での配置を考える。

(ⅰ)4枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のEとなるとき、3枚目のタイルを貼った時点でのあり得る配置は、図1のB、C、Dのうち( ケ )である。したがって、4枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のEとなる確率は( コ )/( サシ )である。
4枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のFとなるとき、3枚目のタイルを貼った時点でのあり得る配置は、図1のB、C、Dのうち( ス )である。したがって、4枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のFとなる確率は( セ )/( ソ )である。

( セ )、( ソ )にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • セ:1  ソ:3
  • セ:1  ソ:6
  • セ:2  ソ:7
  • セ:2  ソ:9

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この過去問の解説 (2件)

01

前問(ス)と設問(キ)(ク)から、
Fの配置に至る事が可能なのはCの配置のみであり、
最初の配置からCの配置に至る確率は 1/2 です。

 

また、設問(コ)~(シ)でCの配置に関する考察をしました。

Cの配置からは隙間を作らないように新しい「タイル」を置く 3 通りの場合の数があり得て、
新しい「タイル」を置く1つの場合の確率は 1/3 です。

 

よって、最初の配置からFの配置に至る確率は、
(1/2)・(1/3) = 1/6 です。

 

セ:1 ソ:6 の組み合わせの選択肢が本設問の解答となります。
 

 

前問(ス)

Bの配置は下側に既に3つの「タイル」が置かれており、
Dの配置は左側に既に3つの「タイル」が置かれており、
いずれもFの配置になり得ません。

 

Cの配置だけが、正方形状になるように「タイル」を新しく置いて、
Fと同じ配置にできます。

 

設問(キ)(ク)

前問(ウ)~(カ)の考察より、
AからCの配置になる確率は 1/2 で、
「図1」でAの下側の図の配置からCの配置になる確率も 1/2 です。


最初の配置からAになる確率が 1/2 で
最初の配置からAの下側の図の配置になる確率も 1/2 である事に注意して、
最初の配置からCの配置になる確率は、
(1/2)・(1/2) + (1/2)・(1/2) = 1/4 +1/4 = 1/2 です。

 

設問(ウ)~(カ)

「図1」にもある通り、Bの配置に至るにはAの配置の右に新しい「タイル」を配置する場合です。

「ただし、新しく貼るタイルは、その左側と下側が壁の縁やすでに貼られているタイルとの間に隙間ができないように、詰めて貼られるものとする」という問題文の条件に注意します。
「壁の縁」との隙間があってはいけないので、
Aの配置からBの配置に新しくタイルを置く場合の数は 2 通りです。
(「ただし、…」の問題文の条件がなければ「3通り」あります。)


よって、Aから新しく「タイル」を配置するそれぞれの確率は問題文から 1/2 です。

 

前問(ア)(イ)からAの配置に至る確率が 1/2 と求まっているので、
本設問は (1/2)・(1/2) = 1/4 の確率を答える事になります。

 

 

設問(ア)(イ)

最初の配置から2つめの配置になる場合の数は、
2個めの「タイル」を上に置くか右に置くかの2通りです。
1つの「配置」になる確率はその場合の数の逆数(つまり 1/n)とすると問題文に書かれているので、
Aとなる確率は 1/2 です。

 

選択肢2. セ:1  ソ:6

最初 → C → F のみが起こり得る場合であり、
確率は (1/2)・(1/3) = 1/6 です。

まとめ

Fの配置に至る事ができるのはCの配置からのみです。
本設問の計算自体は結果的に平易ですが、本設問以前の設問の結果や考察を複数使用します。
それらを誤ってしまうと本設問で正しい選択肢を選べないので注意しましょう。
 

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02

解答 セ:1 ソ:6

 

解説

Fとなる確率を求める問題です。

 

以下では、

・○となる確率をP(○)

・△を経由したという条件のもとで☆となる条件付き確率をP(☆)

・▲を経由してかつ★となる確率をP(▲∩★)

と書くことにします。

また、2枚目を貼った時点でのAでない方をA'と呼ぶことにします。

 

前問より、スに当てはまるのは「Cだけ」でした。

 

P(A∩C)=P(A)PA(C)=(1/2)✕(1/2)=1/4

P(A'∩C)=P(A')PA'(C)=(1/2)✕(1/2)=1/4

P(C)=P(A∩C)+P(A'∩C)=(1/4)+(1/4)=1/2

PC(F)=1/3

 

ですから、

 

P(F)=P(C)PC(F)=(1/2)✕(1/3)=(1/6)

となります。

 

よって答えは「セ:1 ソ:6」となります。

選択肢2. セ:1  ソ:6

この選択肢が答えとなります。

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