共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問110 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問10)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問110(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( ソ )にあてはまるものを1つ選べ。

平面上に3点O、A、Bがある。ただし、O、A、Bは同一直線上にはないとする。
問題文の画像
  • 1/2
  • 1/(k−1)
  • 2/(k−1)
  • 1/k
  • 2/k
  • (k−1)/k
  • 1/(k+1)
  • 2/(k+1)
  • (k−1)/(k+1)
  • k/(k+1)

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この過去問の解説 (3件)

01

(※ベクトルOPを→OPと記します。)
前問(コ)~(セ)より→OR は →c と →d で表されますが、 
本設問では R と直線ODの距離を考えるので、 
→ORのうち、→c の係数だけを考えればよい事になります。
(→OCは、直線ODに対して垂直です。すなわちその方向のベクトルの成分の大きさは、「R と直線ODの距離」を直接表します。逆に →d の方向のベクトルの成分の大きさは「R と直線ODの距離」に寄与しません。)
 

前問(コ)~(セ)の結果を踏まえて →c の係数を最小にする事を考えます。
掛けられている1/(k + 1) を除いて考えると次式により計算できます。
(k + 1)t2 - 2t  + 1 = (k + 1){t - 1/(k + 1)}2 + 1 - 1/(k + 1)
つまり、t = 1/(k+1) のときに「R と直線ODの距離」は最小になります。

 

「1/(k+1)」の選択肢が設問(ソ)の解答となります。
 

 

前問(コ)~(セ)

設問(ウ)(エ)より →OR = (1 - t)2→a + t2→b であり、
本設問の式は t を含んだままの式になっている事に注意します。
前問(ケ)より、→a = (→c  - →d)/(1 + k)
設問(ク)より、→b = (k→c + →d)/(1 + k)
1/(1 +k) を除いて考え、
最初に →c の係数について整理すると、
(1 - 2t + t2) + t2k = (k + 1)t2 - 2t  + 1
次に →d の係数について整理すると、
-(1 - 2t + t2) + t2 = 2t - 1
まとめると、
→OR ={1/(k + 1)}{(k + 1)t2 - 2t  + 1}→c +{1/(k + 1)}(2t - 1)→d

 

設問(ケ)

前問(ク)の結果より、→a = (→c  - →d)/(1 +k)
問題文より、→c = →a + →b
これにより、
→c = (→c  - →d)/(1 +k) + →b
⇔ →b = (→c + k→c - →c  + →d)/(1 +k) 
よって、
→b = (k→c + →d)/(1 +k)

 

設問(ク)

設問(カ)から、→d =- k→a + →b
問題文より、→c = →a + →b
後者の式の両辺から前者の式の両辺を引くと、
(1 + k)→a = →c  - →d
問題文よりk > 0 なので 1 + k ≠ 0 に注意して、
→a = (→c  - →d)/(k + 1)

 

設問(カ)

ベクトルは大きさと向きを保ったまま平行移動しても同じベクトルとみなされるので、
→BC = →OA
(問題文より→OC = →OA + →OB のため、 四角形OABC は平行四辺形です。)
OA : BD = 1 : k なので、BC : BD = 1 : k
よって、→DB = k→OA
他方で、→DB = →OB - →OD
したがって、
→OB - →OD = k→OA ⇔ →OD = →OB - k→OA

すなわち、→OD = -k→a + →b

 

設問(ウ)(エ)

→PQ = →OQ - → OP 
前問(イ)より、→OQ = t→b
設問(ア)より、→OP = (1 - t)→a

 

PQを t : (1 - t) に内分する点がRなので、
→PR = {t/(t + 1 -t)}→PQ
= t→PQ
= t2→b - t(1 - t)→a

 

よって、

→OR = →OP + →PR 
= (1 - t)→a + t2→b - t(1 - t)→a
= (1 -2t + t2)→a + t2→b
= (1 - t)2→a + t2→b

 

前問(イ)

OBを t : (1 - t) に内分する点がQなので、
→OQ = {t/(t + 1- t)}→OB
= t→b

 

設問(ア)

OAを (1 - t) : t に内分する点がPなので、
→OP = {(1 - t)/(1- t + t)}→OA
= (1 - t)→a

選択肢7. 1/(k+1)

→c の係数が最小になれば、

直線ODに平行である →d の係数は任意でよい事になります。


→c の係数は t の式として見たときには2次式となるので、

上記解説の方法で最小となる t を計算する事ができます。
(別解として、t の2次式を t で微分して極小となる t の値を求めても同じ結果です。)

まとめ

t は → c と →d の両方の係数に含まれているので、

どのように扱えばよいか迷うかもしれません。
しかし、「R と直線ODの距離」の大小が →c の係数にのみ依存し、
→d の係数の値は無関係である事に気付くと、
→c の係数のみに着目して係数が最小となる t の値を求めればよい事になります。
そのあとの計算は、t に関する2次式の最小値を求める問題となります。
式がやや煩雑ですが、丁寧に計算しましょう。

参考になった数0

02

解説では、ベクトルaをaと書きます。

解答:1/(k+1)

 

解説:

ORcdの合成で表されます。

Rとlの距離が最小になるのは、cの係数が最小の時です。

よって、(コ)~(セ)より、

s=(1-t)2+kt2

とすると、

s=(k+1)[t-{1/(k+1)}]2-{1/(k+1)}-2t+1

k>0より、k+1>0であり、sはtに関する下に凸の2次関数なので、

t=1/(k+1)のとき最小になります。

参考になった数0

03

PはOAを(1-t):tに内分する点だから

選択肢7. 1/(k+1)

正解です。

まとめ

lとの距離が最小になるには垂線すなわちベクトルCが重要であること、あとは正負の関係等を用いて最小限の計算で抑えることが出来たら最適です。

参考になった数0