大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問16 (数学Ⅰ・数学A(第2問) 問2)
問題文
花子:あの中央の大きな噴水の高さは何メートルだろう。
太郎:実際に高さを測定するのは難しそうだね。噴水の水がえがく曲線は、放物線になると聞いたことがあるよ。
花子:じゃあ、放物線と仮定して、およその高さを考えてみよう。
花子さんと太郎さんは、噴水の高さについて次のように考えることにした。噴水の水がえがく曲線は三つとも放物線とする。三つの噴水の水が出る位置は水平な地面にある。図1のように座標軸が定められた平面上に、三つの噴水を正面から見た図をかく。左右の小さな噴水の水がえがく放物線については後の仮定1を、中央の大きな噴水の水がえがく放物線については後の仮定2を設定する。図1のP1,P2,P3は噴水の水が出る位置である。なお、長さの単位はメートルであるが、以下では省略する。
仮定1
●左側の小さな噴水の水がえがく放物線C1は、x軸上の点P1{−(5/2),0}から出て点{(1/2),0}に至る。
●右側の小さな噴水の水がえがく放物線C3は、x軸上の点P3{(5/2),0}から出て点{−(1/2),0}に至る。
●C1とC3はともに点(0,1)を通る。
仮定2
中央の大きな噴水の水がえがく放物線C2は、x軸上の点P2{(3/2),0}から出てC3の頂点とC1の頂点を通る。
(1)仮定1と仮定2のもとで考える。
C1をグラフにもつ2次関数を
y=ax2+bx+cとする。
このときc=( ア )であり、また
y=−([ イ ]/[ ウ ])x2−([ エ ]/[ オ ])x+( ア )
である。
C1の頂点のy座標は( カ )/( キ )である。
このことを用いると、C2の頂点のy座標は( クケ )/( コサ )であることがわかる。
したがって、大きな噴水の高さは、小さな噴水の高さの( シ )である。
( イ )、( ウ )、( エ )、( オ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問16(数学Ⅰ・数学A(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
花子:あの中央の大きな噴水の高さは何メートルだろう。
太郎:実際に高さを測定するのは難しそうだね。噴水の水がえがく曲線は、放物線になると聞いたことがあるよ。
花子:じゃあ、放物線と仮定して、およその高さを考えてみよう。
花子さんと太郎さんは、噴水の高さについて次のように考えることにした。噴水の水がえがく曲線は三つとも放物線とする。三つの噴水の水が出る位置は水平な地面にある。図1のように座標軸が定められた平面上に、三つの噴水を正面から見た図をかく。左右の小さな噴水の水がえがく放物線については後の仮定1を、中央の大きな噴水の水がえがく放物線については後の仮定2を設定する。図1のP1,P2,P3は噴水の水が出る位置である。なお、長さの単位はメートルであるが、以下では省略する。
仮定1
●左側の小さな噴水の水がえがく放物線C1は、x軸上の点P1{−(5/2),0}から出て点{(1/2),0}に至る。
●右側の小さな噴水の水がえがく放物線C3は、x軸上の点P3{(5/2),0}から出て点{−(1/2),0}に至る。
●C1とC3はともに点(0,1)を通る。
仮定2
中央の大きな噴水の水がえがく放物線C2は、x軸上の点P2{(3/2),0}から出てC3の頂点とC1の頂点を通る。
(1)仮定1と仮定2のもとで考える。
C1をグラフにもつ2次関数を
y=ax2+bx+cとする。
このときc=( ア )であり、また
y=−([ イ ]/[ ウ ])x2−([ エ ]/[ オ ])x+( ア )
である。
C1の頂点のy座標は( カ )/( キ )である。
このことを用いると、C2の頂点のy座標は( クケ )/( コサ )であることがわかる。
したがって、大きな噴水の高さは、小さな噴水の高さの( シ )である。
( イ )、( ウ )、( エ )、( オ )にあてはまるものを1つ選べ。
- イ:1 ウ:2 エ:4 オ:5
- イ:1 ウ:5 エ:3 オ:7
- イ:4 ウ:5 エ:8 オ:5
- イ:4 ウ:7 エ:5 オ:6
- イ:7 ウ:9 エ:9 オ:5
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この過去問の解説 (2件)
01
問題文より、左側の小さな噴水の放物線C1は
・P1{−(5/2),0} を通る
・{(1/2),0} を通る
・(0,1) を通る
です。
また、C1をグラフにもつ2次関数は、y=ax2+bx+cとおかれています。
まず、(0,1) を通るので、x=0 を代入するとc=1です。
したがって(ア)は1です。
C1の式を求めます。
x軸との交点が −5/2 と 1/2 なので、C1の式は
y=k(x+(5/2))(x−(1/2))
と書けます。
ここで (0,1) を通るので、x=0、y=1 を代入すると
1=k×(5/2)×(−1/2)
1=−(5/4)k
したがって、k=−4/5です。
よって
y=−(4/5)(x+(5/2))(x−(1/2))
となります。
これを展開します。
まず
(x+(5/2))(x−(1/2))=x2+2x−(5/4)
なので、
y=−(4/5)(x2+2x−(5/4))
y=−(4/5)x2−(8/5)x+1
です。
したがって
イ:4
ウ:5
エ:8
オ:5
となります。
正解です。
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02
この問題は、仮定1の「放物線C1は、x軸上の点P1{−(5/2),0}から出て点{(1/2),0}に至る。」から、
a,bの値を連立方程式で解く問題です。
まず、y=ax2+bx+cのxとyに{−(5/2),0}と{(1/2),0}をそれぞれ代入します。
すると、
ー(25/4)aー(5/2)b+1=0と、
(1/4)a+(1/2)b+1=0の2つの式ができます。
これらを、連立方程式として解くと、a=ー(4/5),b=ー(8/5)と求められます。
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