大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問49 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問49(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

(1)0≦θ<πのとき、方程式

sin{θ+(π/6)}=sin2θ  ・・・・・①

の解を求めよう。以下では、α=θ+(π/6)、β=2θとおく。

このとき、①は

sinα=sinβ  ・・・・・②

となる。

(ⅰ)二つの一般角αとβが等しければ、sinαとsinβは等しい。

α=βを満たすθはπ/( ア )であり、これは①の解の一つである。

そして、θ=π/( ア )のとき

sin{θ+(π/6)}(=sin2θ=(√[ イ ])/( ウ )となる。

(ⅱ)太郎さんと花子さんは、θ=π/( ア )以外の①の解を求める方法について話している。

太郎:角が等しくなくても、サインの値が等しくなることがあるね。
花子:サインの値が等しくなるのはどんなときか、単位円を用いて考えてみようか。

Oを原点とする座標平面において、中心がOで、半径が1の円をCとする。さらに、αの動径とCとの交点をP,βの動径とCとの交点をQとする。ここで、動径はOを中心とし、その始線はx軸の正の部分とする。

②が成り立つときに、点Pと点Qの間につねに成り立つ関係の記述として、正しいものは( エ )である。

(ⅲ)θ≠π/( ア )とする。

・0≦θ≦π/2の場合を考える。このとき、0≦β≦πであるので、②が成り立つとき、(ⅱ)で考察したことに注意すると、αとβは

α+β=( オ )

を満たすことがわかる。これより、0≦θ≦π/2のときの①の解

θ=([ カ ]/[ キク ])π

を得る。

・π/2<θ<πの場合を考える。

このとき、π<β<2πであるので、②が成り立つとき、(ⅱ)で考察したことに注意すると、αとβは

α+β=( ケ )

を満たすことがわかる。これより、π/2<θ<πのときの①の解

θ=([ コサ ]/[ シス ])π

を得る。

以上より、0≦θ<πのとき、①の解は

θ=π/( ア ),([ カ ]/[ キク ])π,([ コサ ]/[ シス ])π

である。

( イウ )にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • イ:2  ウ:1
  • イ:2  ウ:2
  • イ:3  ウ:2
  • イ:3  ウ:4
  • イ:5  ウ:4

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