共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問98 (数学Ⅱ・数学B(第6問) 問2)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問98(数学Ⅱ・数学B(第6問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

画像内の空欄( イ )にあてはまるものを1つ選べ。
Oを原点とする座標空間において、Oを中心とする半径1の球面をSとする。S上に二つの点A(1,0,0)、B(a,√(1−a2),0)をとる。ただし、aは−1<a<1を満たす実数とする。S上の点Cを、ΔABCが正三角形となるようにとれるかどうかを考えてみよう。
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この過去問の解説 (2件)

01

(ベクトルaは→aと表記します。)

△OACの2つのベクトルの内積が何に等しいかが問われています。
内積とは2つのベクトルの長さと、なす角の余弦(cosθ)の積です。
問題文中の△OACと△OABは「合同である(つまり対応する辺の長さが等しい)」「対応する角の大きさも等しい」という記述から、
「△OABにおける、△OACの→OA・→OCに対応する内積」という選択肢である→OA・→OBが(イ)の解答となります。

選択肢1. 0

内積はスカラーであり実数値をとることから0や1などの数値も解答の候補になりますが、
この問題では点Cの座標が(x,y,z)という未知数で構成されていますのでこの時点で内積の値を実数値で出す事は無理であり、解答の候補から外れる事になります。
 

選択肢3. 解答選択肢の画像

ベクトルの大きさも内積と同じくスカラーなので解答の候補にはなり得ますが、
この問題では大きさが等しくなりません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

この選択肢は長さの2乗か→AB同士の内積とも捉えられますが、

この問題では解答になりません。

選択肢6. 解答選択肢の画像

2つの三角形△OABと△OACとの合同関係から対応する辺のベクトルの内積を考えるわけですが、
この選択肢は辺が対応していないので正解ではありません。
またこの問題で、「正三角形」であるのはあくまで△ABCです。
そのため△OABと△OACとの合同関係については対応する点と辺を合わせる必要があります。
 

まとめ

この設問に関しては問題文を冷静に読んで意味をつかむことが大事だと思われます。

それができれば難しい計算はありません。

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02

※ ベクトルaは→aと表記します。
空欄(イ)の左辺は→(OA)・→(OC)なので、∠AOCの内積とわかります。

その前の文章では△OACと△OABの合同について触れていることから、

この2つの三角形の対応関係から導くことがわかります。

 

 

△OAC(橙色三角形)と△OAB(緑色三角形)の2つの三角形の対応関係は、
→(OA)は共通
点Cも点Bも球面S上なので、|→(OC)|=|→(OB)|=1
△ABCが正三角形であることから|→(AC)|=|→(AB)|
だとわかります。

以上から、
→(OA)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
になります

まとめ

わかっている内容を図へ書き込むことが大切になってきます。
・△ABCが正三角形であることによる3つの等しい辺
・OB、OCの補助線
点A、B、Cは球面S上なので、原点Oからの距離はそれぞれ1であること

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