共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問99 (数学Ⅱ・数学B(第6問) 問3)
問題文
Oを原点とする座標空間において、Oを中心とする半径1の球面をSとする。S上に二つの点A(1,0,0)、B(a,√(1−a2),0)をとる。ただし、aは−1<a<1を満たす実数とする。S上の点Cを、ΔABCが正三角形となるようにとれるかどうかを考えてみよう。
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問題
共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問99(数学Ⅱ・数学B(第6問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
Oを原点とする座標空間において、Oを中心とする半径1の球面をSとする。S上に二つの点A(1,0,0)、B(a,√(1−a2),0)をとる。ただし、aは−1<a<1を満たす実数とする。S上の点Cを、ΔABCが正三角形となるようにとれるかどうかを考えてみよう。
- a
- (1+a)
- (1−a)
- a2
- (1−a2)
- √(1−a2)
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この過去問の解説 (2件)
01
(ベクトルaは→aと表記します。)
内積→OA・→OC=→OA・→OB(問題文中の「これ」)を「ベクトルの成分で表すと」と問題文に書かれていますが設問は点Cのx座標は何か、というものになっています。
そのため、まず内積の値を計算してからxの値を求める問題であると解釈できます。
点Aと点Bの座標は問題文中に記されていますから、△OABのベクトルの成分を使った内積の計算の公式(それぞれの成分を掛け合わせて全て足し合わせる)を使って内積の値を計算します。
→OA・→OB=(1・a)+(0・√(1-a2))+(0・0)=a
また→OA・→OC=→OA・→OBですから、→OA・→OC= a という事になります。
この時点では点Cの座標 x,y,z のいずれも値が不明ですが、
→OA=(1,0,0)ですので→OA・→OCの計算に関しては→OA・→OC=(1・x) +(0・y)+(0・z)=x となります。
他方で→OA・→OC= a でしたから、x = a となります。これが(ウ)の解答となります。
もし→OA・→OC= x となる事に先に気付いていれば、設問の解答が「内積→OA・→OBの値そのものである」と考えて解答を得る事もできます。
また、この問題ではAの座標(すなわち→OA)が(1,0,0)ですから→OAとの内積は「即座にx成分同士の積だけを計算すればよい」と理解して計算する事も可能です。
この選択肢√(1−a2)は点Bのy座標ですが、
内積を計算する過程で項が0になるため計算の結果に影響しません。
一見分かりにくい設問かもしれませんが、
点Aの座標すなわち→OAが (1, 0, 0) という計算しやすい成分である事から、
成分を使った内積計算の公式を覚えていれば解答は比較的容易に得る事ができます。
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02
※ ベクトルaは→aと表記します。
空欄(イ)
→(OA)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
となることから、実際のベクトルの成分を用い、内積計算することが求められます。
各ベクトル成分は問題本文より以下のとおりです。
→(OA)=(1, 0, 0)
→(OB)=(a, √(1−a2), 0)
→(OC)=(x, y, z)
各ベクトルの成分から
→(OA)・→(OC)=1*x+0*y+0*z=x
→(OA)・→(OB)=1*a+0*√(1−a2)+0*z=a
となりますので、よって
→(OA)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
x=a
となります。
内積計算は覚えやすいので、間違えず、丁寧に計算しましょう。
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