共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問100 (数学Ⅱ・数学B(第6問) 問4)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問100(数学Ⅱ・数学B(第6問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

画像内の空欄( エ )( オ )にあてはまるものを1つ選べ。
Oを原点とする座標空間において、Oを中心とする半径1の球面をSとする。S上に二つの点A(1,0,0)、B(a,√(1−a2),0)をとる。ただし、aは−1<a<1を満たす実数とする。S上の点Cを、ΔABCが正三角形となるようにとれるかどうかを考えてみよう。
問題文の画像
  • エ:a  オ:√(1−a2
  • エ:(1+a)  オ:a2
  • エ:(1−a)  オ:(1−a2
  • エ:a2  オ:(1+a)
  • エ:(1−a2)  オ:a
  • エ:√(1−a2)  オ:(1−a)

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この過去問の解説 (2件)

01

(ベクトルaは→aと表記します。)

設問(イ)の解答により
→OB・→OC=→OA・→OBであり、

設問(ウ)の解答により
→OA・→OB= a ですので、
→OB・→OC=→OA・→OB= a 
他方、→OB・→OC を成分によって計算すると、

 →OB・→OC = a・x + √(1-a2) ・y +0・z = ax + √(1-a2) y 
よって、 ax + √(1-a2) y= a
(エ)には a, (オ)には √(1-a2) が入るので、その組み合わせの選択肢が解答となります。
 

 

(イ)の解答

内積とは2つのベクトルの長さと、なす角の余弦(cosθ)の積です。
問題文中の△OACと△OABは「合同である(つまり対応する辺の長さが等しい)」「対応する角の大きさも等しい」という記述から、
「△OABにおける、△OACと対応する辺のベクトル同士の内積」という選択肢である→OA・→OBが(イ)の解答となります。
 

(ウ)の解答

△OABのベクトルの成分を使った内積の計算の公式(それぞれの成分を掛け合わせて全て足し合わせる)を使って内積の値を計算します。

→OA・→OB=(1・a)+(0・√(1-a2))+(0・0)=a

選択肢1. エ:a  オ:√(1−a2

(エ)に正解である a が入っているのは、この選択肢のみです。

選択肢5. エ:(1−a2)  オ:a

内積の計算から、a が入るのは(オ)ではなくて(エ)です。また、この選択肢の(エ)(1−a2)は点Bのy座標を2乗すれば出てきますがここでの計算結果からは出てきません。

まとめ

本設問を含め、この大問の(1)((ア)~(オ)まで)はベクトルの内積計算の基本公式さえ覚えていれば、比較的簡単な計算のみで解答を得れる内容となっています。

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02

※ ベクトルaは→aと表記します。

空欄(イ)

△OAC(橙色三角形)と△OAB(緑色三角形)の2つの三角形の対応関係は、
→(OA)は共通
点Cも点Bも球面S上なので、|→(OC)|=|→(OB)|=1
△ABCが正三角形であることから|→(AC)|=|→(AB)|
だとわかります。
以上から、
→(OA)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
になります。

 

2行上は
→(OB)・→(OC)=空欄(イ)
→(OB)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
となることから、実際のベクトルの成分を用い、内積計算することが求められます。

各ベクトル成分は問題本文より以下のとおりです。
→(OA)=(1, 0, 0)
→(OB)=(a, √(1−a2), 0)
→(OC)=(x, y, z)

各ベクトルの成分から
→(OB)・→(OC)=a*x+√(1−a2)*y+0*z=ax+(√(1−a2))y
→(OA)・→(OB)=1*a+0*√(1−a2)+0*z=a
となりますので、よって
→(OB)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
ax+(√(1−a2))y=a
となります。
空欄(ウ)がaなので、そのまま、
空欄(エ)はa、
空欄(オ)は√(1−a2)となります。

まとめ

内積計算は覚えやすいので、間違えず、丁寧に計算しましょう。

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