共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問101 (数学Ⅱ・数学B(第6問) 問5)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問101(数学Ⅱ・数学B(第6問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

画像内の空欄( カ )、( キ )、( ク )、( ケコ )にあてはまるものを1つ選べ。
Oを原点とする座標空間において、Oを中心とする半径1の球面をSとする。S上に二つの点A(1,0,0)、B(a,√(1−a2),0)をとる。ただし、aは−1<a<1を満たす実数とする。S上の点Cを、ΔABCが正三角形となるようにとれるかどうかを考えてみよう。
問題文の画像
  • カ:1  キ:3  ク:4  ケコ:11
  • カ:1  キ:5  ク:3  ケコ:14
  • カ:2  キ:4  ク:4  ケコ:10
  • カ:3  キ:4  ク:5  ケコ:11
  • カ:3  キ:5  ク:3  ケコ:10

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この過去問の解説 (2件)

01

設問(ウ)(エ)(オ)より、
式②は x = a
式③は ax + √(1-a2) y = a   
問題文より a = 3/5 であるとすると、
x= a = 3/5

次に、式③の両辺から ax = (3/5)a を引くと 
√(1-a2) y = (2/5)a
a = 3/5 を代入して計算すると
√(1-9/25)y = (2/5)・(3/5)  ⇔ √(16/25)y = 6/25 
√(16/25)=4/5 なので、(4/5)y = 6/25 
よって、 y =(5/4)・(6/25)=30/100=3/10 
以上から(カ)3  (キ)5  (ク)3 (ケ)10 が解答となります。

 

設問(ウ)(設問(イ)を使用)(ベクトルaは→aと表記します。)

△OABのベクトルの成分を使った内積の計算の公式(それぞれの成分を掛け合わせて全て足し合わせる)を使って内積の値を計算します。
→OA・→OB=(1・a)+(0・√(1-a2))+(0・0)=a

また→OA・→OC=→OA・→OBですから、→OA・→OC= a という事になります。
この時点では点Cの座標 x,y,z のいずれも値が不明ですが、
→OA=(1,0,0)ですので→OA・→OCの計算に関しては→OA・→OC=(1・x) +(0・y)+(0・z)=x となります。
他方で→OA・→OC= a でしたから、x = a となります。これが(ウ)の解答となります。

 

設問(イ)

内積とは2つのベクトルの長さと、なす角の余弦(cosθ)の積です。
問題文中の△OACと△OABは「合同である(つまり対応する辺の長さが等しい)」「対応する角の大きさも等しい」という記述から、
「△OABにおける、△OACと対応する辺のベクトル同士の内積」という選択肢である→OA・→OBが(イ)の解答となります。

 

設問(エ)(オ)

設問(イ)の解答により
→OB・→OC=→OA・→OBであり、

設問(ウ)の解答により
→OA・→OB= a ですので、
→OB・→OC=→OA・→OB= a 
他方、→OB・→OC を成分によって計算すると、

 →OB・→OC = a・x + √(1-a2) ・y +0・z = ax + √(1-a2) y 
よって、 ax + √(1-a2) y= a
(エ)には a, (オ)には √(1-a2) が入るので、その組み合わせの選択肢が解答となります。

選択肢5. カ:3  キ:5  ク:3  ケコ:10

この設問に関してだけ言えば選択肢の中で x= a= 3/5 を満たすものがこの選択肢 1つしかないので、前の設問(ウ)(エ)(オ)が正しく解答できていれば即座に解答を選ぶ事もできます。
しかし逆に前の設問で誤った選択肢を選んでしまっていると、ここでの設問で正しい選択肢を選べなくなるので注意が必要です。

まとめ

落ち着いて値を代入すれば解答を得られます。

yの値の計算に関してだけ少し煩雑になりがちかもしれないので、見通しのよい形にしてから計算すると計算ミスが減るでしょう。

ここでのyの値の計算方法は1通りではありません。

参考になった数0

02

※ ベクトルaは→aと表記します。

 

空欄(イ)

△OAC(橙色三角形)と△OAB(緑色三角形)の2つの三角形の対応関係は、
→(OA)は共通
点Cも点Bも球面S上なので、|→(OC)|=|→(OB)|=1
△ABCが正三角形であることから|→(AC)|=|→(AB)|
だとわかります。
以上から、
→(OA)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
になります。

 

空欄(ウ)

各ベクトル成分は問題本文より以下のとおりです。
→(OA)=(1, 0, 0)
→(OB)=(a, √(1−a2), 0)
→(OC)=(x, y, z)

各ベクトルの成分から
→(OA)・→(OC)=1*x+0*y+0*z=x
→(OA)・→(OB)=1*a+0*√(1−a2)+0*z=a
となりますので、よって
→(OA)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
x=a ... ②
となります。

 

②にa=3/5を代入すると、 

x=a=3/5
となります。
この時点で選択肢を見ると、X=3/5の選択肢は1つしかなく、yを求めなくても回答できます。
なお、yも求めますと以下のとおりです。

空欄(エ)(オ)

各ベクトルの成分から
→(OB)・→(OC)=a*x+√(1−a2)*y+0*z=ax+(√(1−a2))y
→(OA)・→(OB)=1*a+0*√(1−a2)+0*z=a
となりますので、よって
→(OB)・→(OC)=→(OA)・→(OB)
ax+(√(1−a2))y=a ... ③
となります。

 

③より
y=(a(1-x))/√(1−a2)=3/10

となります。

まとめ

できる限り早く間違いなく回答できるように工夫しましょう。

参考になった数0