大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問41 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問4)
問題文
(1)xnをx−2や2x−1で割ったときの余りについて考えよう。
(ⅰ)xnをx−2で割ったときの商をQ(x),余りをkとおく。xnをQ(x)とkを用いて表すと
xn=( ア )・・・・・①
となる。①の両辺のxに2を代入すると、k=( イ )であることがわかる。
(ⅱ)(ⅰ)と同様に考えると、xnを2x−1で割ったときの余りは、( ウ )であることがわかる。
(2)次に、xnを(x−2)2や(2x−1)2で割ったときの余りについて考えよう。
(ⅰ)xnを(x−2)2で割ったときの余りをR(x)とおく。
太郎さんと花子さんは、R(x)の求め方について話している。
太郎:(1)と同じように考えても、余りをうまく求められないね。
花子:X=x−2とおいてみるのはどうだろう。
花子さんの提案する方法で、余りを求めてみよう。
X=x−2とおく。このとき
xn=(X+2)n
である。(X+2nを展開すると、Xの項の係数は( エ )、定数項は( オ )となる。これら以外の項はX2で割り切れるので、(X+2)nは、ある多項式A(X)を用いて
(X+2)n=A(X)・X2+( エ )X+( オ )
と表すことができる。このことから
R(x)=( カ )x+( キ )であることがわかる。
( エ )にあてはまるものを一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問41(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
(1)xnをx−2や2x−1で割ったときの余りについて考えよう。
(ⅰ)xnをx−2で割ったときの商をQ(x),余りをkとおく。xnをQ(x)とkを用いて表すと
xn=( ア )・・・・・①
となる。①の両辺のxに2を代入すると、k=( イ )であることがわかる。
(ⅱ)(ⅰ)と同様に考えると、xnを2x−1で割ったときの余りは、( ウ )であることがわかる。
(2)次に、xnを(x−2)2や(2x−1)2で割ったときの余りについて考えよう。
(ⅰ)xnを(x−2)2で割ったときの余りをR(x)とおく。
太郎さんと花子さんは、R(x)の求め方について話している。
太郎:(1)と同じように考えても、余りをうまく求められないね。
花子:X=x−2とおいてみるのはどうだろう。
花子さんの提案する方法で、余りを求めてみよう。
X=x−2とおく。このとき
xn=(X+2)n
である。(X+2nを展開すると、Xの項の係数は( エ )、定数項は( オ )となる。これら以外の項はX2で割り切れるので、(X+2)nは、ある多項式A(X)を用いて
(X+2)n=A(X)・X2+( エ )X+( オ )
と表すことができる。このことから
R(x)=( カ )x+( キ )であることがわかる。
( エ )にあてはまるものを一つ選べ。
- 2n
- 1/2n
- n・2n
- (−n+1)・2n
- n・2n−1
- (−n+1)・2n−1
- n/2n
- (−n+1)/2n
- n/2n−1
- (−n+1)/2n−1
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