共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問38 (数学Ⅰ・数学A(第4問) 問(1)(ii)(ウ・エ))

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問題

共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問38(数学Ⅰ・数学A(第4問) 問(1)(ii)(ウ・エ)) (訂正依頼・報告はこちら)

1人対1人で対戦する競技の大会があり、A,B,Cの3人、またはA,B,C,Dの4人で開催される。大会はリーグ戦形式で行われる。すなわち、それぞれの人が他のすべての人と1回ずつ対戦する。引き分けはないものとし、Aが対戦相手に勝つ確率は2/3であり、A以外の2人が対戦するとき勝つ確率はどちらも1/2であるものとする。なお、各対戦の結果は互いに影響を与えないものとする。すべての対戦が終わった後、次の優勝者の決め方により優勝者を1人決める。

<優勝者の決め方>
勝ち数が一番多い人が1人であれば、その人を優勝者とする。そうでなければ、抽選により、勝ち数が一番多い人の中から1人を選び、その人を優勝者とする。
ただし、勝ち数が一番多い人の人数がn人であるとき、それぞれの人が選ばれる確率は1/nであるものとする。

Aが優勝する確率を、A,B,Cの3人でリーグ戦を行うときと、A,B,C,Dの4人でリーグ戦を行うときとで比較しよう。

以下では、すべての対戦の勝敗を対戦結果と呼ぶ。なお、対戦結果は抽選の結果を含まない。対戦結果を示すために表を用いる。例えば、表1は4人でリーグ戦を行ったときの対戦結果の一つを示す。Aから始まる行の✕〇〇は、AがBに負けCとDに勝ち、2勝1敗となったことを示す。また、勝ち数が一番多いAとBの2人が抽選の対象であり、そのことを✓で示す。

(1)A,B,Cの3人でリーグ戦を行うときにAが優勝する確率を考える。

(i)Aが2勝0敗ならば、Aが優勝する。Aが2勝0敗で優勝する確率は
( ア )/( イ )である。

(ii)Aが1勝1敗で優勝するためには、BもCも1勝1敗であることが必要である。例えば、Aが勝つ相手がBであるとき、AがCに負けBがCに勝つことが必要である。表2は、この対戦結果を示し、この対戦結果になる確率は( ウ )/( エ )である。
この対戦結果になり、かつAが抽選により優勝者に選ばれる確率は({ ウ }/{ エ })✕({ オ }/{ カ })である。

Aが勝つ相手はB,Cの2通りあることに注意すると、Aが1勝1敗で優勝する確率は( キ )/( クケ )であることがわかる。

(i)と(ii)から、Aが優勝する確率は({ ア }/{ イ })+({ キ }/{ クケ })である。

( ウ )( エ )にあてはまるものを選べ。
問題文の画像
  • ウ:1  エ:6
  • ウ:1  エ:9
  • ウ:2  エ:9
  • ウ:4  エ:9

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この過去問の解説 (2件)

01

前問では、

Aが2勝0敗になるためには、AがBとCの両方に勝つ必要があります。

各試合でAが勝つ確率は2/3なので、

2/3×2/3=4/9です。

と求めました。

 

今回は、Aが1勝1敗となり、さらにBとCも1勝1敗になる特定の対戦結果の確率を求めます。

選択肢2. ウ:1  エ:9

表2では、Aの行が、

Bに○
Cに×

となっています。

つまり、AはBに勝ち、Cに負けるという結果です。

また、Bの行を見ると、Cに○となっているので、

BはCに勝つことも分かります。

したがって、必要な結果は、

AがBに勝つ
AがCに負ける
BがCに勝つ

の3つです。

 

Aが対戦相手に勝つ確率は2/3です。

したがって、AがBに勝つ確率=2/3です。

一方、Aが負ける確率は、1-2/3=1/3なので、

AがCに負ける確率=1/3です。

また、A以外の2人が対戦するときは、どちらが勝つ確率も1/2なので、

BがCに勝つ確率=1/2です。

 

問題文より、各対戦の結果は互いに影響しません。

そのため、

2/3×1/3×1/2

2/18=1/9

です。

したがって、この対戦結果になる確率は、1/9です。

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02

Aが1勝1敗で、AがBに勝っている状況では、

問題文にある表2のような状況になります。

〇:勝ち、×:負けと表記すると、
  ① 〇A VS B×

  ② ×A VS C〇

  ③ 〇B VS C×

となります。問題文にある表2のようになる確率は、
  (2/3)×(1/3)×(1/2)=1/9

    ①    ②   ③
と計算できます。

 

※

表2を見ると、

  〇A VS B×

  ×A VS C〇

  ✕B VS A〇

  〇B VS C×

  〇C VS A✕

  ✕C VS B〇

の6個あるため、6個の確率をかけ算するものと思ったかもしれません。

しかし、

  〇A VS B× と ✕B VS A〇 は、同一の試合

  ×A VS C〇 と 〇C VS A✕ は、同一の試合

  〇B VS C× と ✕C VS B〇 は、同一の試合

ですので、

  ① 〇A VS B×

  ② ×A VS C〇

  ③ 〇B VS C×

の3個しか使いません。

  ・表の右上だけ(斜め線よりも右上側だけ)を使って、確率計算する

と、ざっくりと理解していただければOKです。

選択肢2. ウ:1  エ:9

1/9が正解です。

参考になった数0