共通テスト(数学) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問78 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問7)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問78(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

以下の問題を解答するにあたっては、必要に応じて正規分布表【◆◆◆注意:正規分布表画像へのリンク要◆◆◆】を用いてもよい。

ある工場では、1日に225枚の木製の円板を製作している。円板の直径(単位mm)は400を標準とする。直径が396より小さい、または404より大きい円板は製品として使用できないので、そのような円板を不良品とする。
この工場で製作される円板の直径を表す確率変数をXとする。このとき、製作される円板1枚が不良品となる確率(以下、不良品率)pは

p=1-P(396≦X≦404)

と表せる。

(1)製作工程が正常に作動しているときは、Xは正規分布N(400, 4)に従う。このとき

Z=(X-( アイウ ))/( エ )

は標準正規分布N(0, 1)に従う。その場合の不良品率の値をp0と表すと

p0=1-P(396≦X≦404)

であるから、p0の値はおよそ( オ )である。
一方、製作工程が正常に作動しておらず、Xが正規分布N(401, 4)に従うとする。その場合の不良品率の値をp1と表すと、( カ )。

(2)この工場では、1日における不良品の枚数が一定の枚数より多いときに、製作工程を点検することにした。

(i)円板が不良品であるときに1、不良品でないときに0の値をとる確率変数をYとする。Yの確率分布は、P(Y=0)=1-p、P(Y=1)=pである。製作される225枚の円板が不良品かどうかを表す確率変数をY1, Y2, …, Y225とし、Yと同じ確率分布をもつ母集団から抽出した無作為標本とみなす。
Y1, Y2, …, Y225の和をW=Y1+Y2+…+Y225で表すと、Wは二項分布( キ )に従う。標本の大きさ225は十分に大きいので、Wは近似的に平均が( ク )、標準偏差が( ケ )の正規分布に従う。

(ii)不良品率pが(1)で求めたp0より大きいといえるかについて、有意水準5%(0.05)で仮説検定を行う。ここで、統計的に検証したい仮説を「対立仮説」、対立仮説に反する仮定として設けた仮説を「帰無仮説」とする。このとき、帰無仮説は「p=p0」、対立仮説は「( コ )」である。
帰無仮説が正しいと仮定すると、有意水準5%で帰無仮説が棄却(否定)されるような確率変数の値の範囲が定まる。この範囲を有意水準5%の棄却域という。円板の不良品率がp0より大きければ帰無仮説が棄却されるように、棄却域を片側にとる。すなわち、(i)のWが、ある値cよりも大きいときに帰無仮説を棄却する。cの値は、帰無仮説「p=p0」のもとで

P(W>c)=0.05

となるように求めればよい。

(i)からWの分布は正規分布で近似できるので、( ク )と( ケ )のpにp0を代入したものを、それぞれaとbとすると

c=a+( サ )✕b

であり、棄却域はW>cとなる。
この方法に従えば、1日に製作される円板の不良品の枚数が16以上であるときに製作工程を点検することになる。

( サ )について、最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 0.95
  • 1.64
  • 1.96
  • 2.33
  • 2.58

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