大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問46 (数学Ⅰ・数学A(第4問) 問7)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問46(数学Ⅰ・数学A(第4問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( テト )に当てはまるものを選べ。

(1)54=625を24で割ったときの余りは1に等しい。このことを用いると、
不定方程式

54x-24y=1・・・・・①

の整数解のうち、xが正の整数で最小になるのは

x=( ア ),y=( イウ )

であることがわかる。

また、①の整数解のうち、xが2桁の正の整数で最小になるのは

x=( エオ ),y=( カキク )

である。
問題文の画像
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

整数の性質に関する問題です。

 

大きな数字を扱うことが多いので公式を理解しづらいですが、

小さい数字を代入して考えることで、イメージを具体化することができます。

選択肢3. 19

問題文より、任意の自然数pを用いると、

114=24p+1

となります。

 

115x-25y=1

11×114x-2×24y=1

11×(24p+1)x-2×24y=1

11x×24p+11x-2×24y=1

11×24p-2×24y=1-11x

24(11p-2y)=1-11x

 

よって、1-11xは24=16の倍数である。

ここで、xが2桁の自然数の場合について考えます。

上式より、xは奇数となるため、

x=11のとき、1-11x=1-121=-120

x=13のとき、1-11x=1-143=-142

x=15のとき、1-11x=1-165=-164

x=17のとき、1-11x=1-187=-186

x=19のとき、1-11x=1-209=-208=-16×13

 

よって、x=19となります。

 

 

参考になった数0