大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問112 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問8)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問112(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

空欄( ス )に当てはまるものを選べ。
問題文の画像
  • D1に含まれ、かつE1に含まれる
  • D1に含まれ、かつE2に含まれる
  • D2に含まれ、かつE1に含まれる
  • D2に含まれ、かつE2に含まれる

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

解答 ス: D2に含まれ、かつE2に含まれる

 

 

【表記に関する注意】

ここではベクトルを上に矢印をつけず右に添えて「OA→」などのように表記します。

 

簡潔な解説

まず②を①に代入して

(OQ→) = {3(1-t)/(5t-3)} (OA→) + {3t/(5t-3)} (OB→)

となります。0 < t < 3/5 のとき、

(OA→)の係数がなので、QはAを含まない側であるE2に含まれる

(OB→)の係数がなので、QはBを含まない側であるD2に含まれる

とわかります。よって答えは「D2に含まれ、かつE2に含まれる」となります。

 

 

詳細な解説

前問より コ: 3 サ: 5 シ: 3 つまり k = 3/(5t-3) …②

であることを求めました(ここでは解説は省略)。

 

点Pは線分ABを t : (1-t) に内分する点であるので、

(OP→) = (1-t) (OA→) + t (OB→) …(※)

となります。

 

(※)と②を用いて、

(OQ→) 

= k(OP→) 

= k{(1-t) (OA→) + t (OB→)}

= {3(1-t)/(5t-3)} (OA→) + {3t/(5t-3)} (OB→) …(★)

となります。

 

さて、今考えている平面上の任意の点Xの位置ベクトルは、実数 x,y を用いて

(OX→) = x(OA→) + y(OB→)

の形で表せます。この係数x,yをそれぞれx座標、y座標と呼ぶことにし、

点Xの座標をX(x, y)と表現することにします。

 

(★)より、

点Qのx座標は 3(1-t)/(5t-3)

点Qのy座標は 3t/(5t-3)

ということになり、まとめると Q( 3(1-t)/(5t-3),  3t/(5t-3) ) となります。

 

3点O, A, Bを反時計回りに配置し、

直線OAを“x軸”のように、直線OBを“y軸”のようにみなせば、

D1かつE1( y>0 かつ x>0 )の領域は“第1象限”

D1かつE2( y>0 かつ x<0 )の領域は“第2象限”

D2かつE2( y<0 かつ x<0 )の領域は“第3象限”

D2かつE1( y<0 かつ x>0 )の領域は“第4象限”

のようにみなせます。

 

前問で求めた ク:3 ケ:5 を用います(解説は省略)。

0 < t < 3/5 のとき、「1-t > 0」と「5t-3 < 0」であることに注意して、

点Qのx座標について 3(1-t)/(5t-3) < 0 (負)

点Qのy座標について 3t/(5t-3) < 0 (負)

となるので、点Qは“第3象限”つまりD2かつE2の領域にあります。

 

よって答えは「ス: D2に含まれ、かつE2に含まれる」になります。

選択肢4. D2に含まれ、かつE2に含まれる

この選択肢が答えとなります。

まとめ

ここでは直交していない直線OAと直線OBをx軸とy軸のようにみなした座標平面を

考えました。このような考え方を斜交座標と言います。

もし今回の問題設定とは違ってOAとOBが直交していれば、

見慣れた直交座標になります。

参考になった数0

02

この問題は、これまでの問題で分かったことを図に書くと下のようになります。

ここで、∠ACQ=90°より、直線CQは円の接線になります。

また、0<t<クケなので、∠AOP<90°となるように図を書きます。

 

この図を見ると、QはD2かつE2の領域にあることがわかります。

選択肢1. D1に含まれ、かつE1に含まれる

QはD2かつE2の領域にあるので誤りです。

選択肢2. D1に含まれ、かつE2に含まれる

QはD2かつE2の領域にあるので誤りです。

選択肢3. D2に含まれ、かつE1に含まれる

QはD2かつE2の領域にあるので誤りです。

選択肢4. D2に含まれ、かつE2に含まれる

QはD2かつE2の領域にあるので正解です。

まとめ

問題で与えられた条件をもとに図を書く必要があります。かなり複雑な図になるので、落ち着いて書いていきましょう。

参考になった数0