共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問42 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問9)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問42(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( テ )に当てはまるものを選べ。

花子さんと太郎さんは、得点に応じた景品を一つもらえる、さいころを使った次のゲームを行う。ただし、得点なしの場合は景品をもらえない。

ゲームのルール
・最初にさいころを1回投げる。
・さいころを1回投げた後に、続けて2回目を投げるかそれとも1回で終えて2回目を投げないかを、自分で決めることができる。
・2回目を投げた場合は、出た目の合計をで6割った余りをAとする。2回目を投げなかった場合は、1回目に出た目を6で割った余りをAとする。
・Aが決まった後に、さいころをもう1回投げ、出た目がA未満の場合はAを得点とし、出た目がA以上のときは得点なしとする。

(3)太郎さんは、どの景品でもよいからもらいたいと思い、得点なしとなる確率が最小となるような戦略を考えた。
例えば、さいころを1回投げたところ、出た目は3であったとする。この条件のもとでは、2回目を投げない場合、得点なしとなる確率は( ス )/( セ )であり、2回目を投げる場合、得点なしとなる確率は( ソタ )/( チツ )である。よって、1回目に投げたさいころの目が3であったときは、( テ )。
1回目に投げたさいころの目が3以外の場合についても考えてみると、太郎さんの戦略は次のようになる。

太郎さんの戦略
1回目に投げたさいころの目を6で割った余りが( ト )のときのみ、2回目を投げる。
この戦略のもとで太郎さんが得点なしとなる確率は( ナニ )/( ヌネ )であり、この確率は、1回目に投げたさいころの目にかかわらず2回目を投げる場合における得点なしとなる確率より小さくなる。

  • 2回目を投げない方が得点なしとなる確率は小さい
  • 2回目を投げた方が得点なしとなる確率は小さい
  • 2回目を投げても投げなくても得点なしとなる確率は変わらない

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この過去問の解説 (3件)

01

前問までで、1回目に3が出たとき、

2回目を投げない場合の得点なしの確率は2/3 と分かっています。
また、2回目を投げる場合は、2回目の目によってAが

4、5、0、1、2、3

のいずれかになり、得点なしの確率を平均すると 13/18 でした。

 

2回目を投げない場合は A=3 なので、得点なしの確率は

4/6=2/3

でした。

今回は、2回目を投げたときに A の値が場合によって変わるので、2回目の目ごとに分けて考えるのがポイントです。
 

1回目の目が 3 のとき、2回目の目を 1 から 6 まで順に考えると、
A は「合計を6で割った余り」なので、次のようになります。

・2回目が1のとき、合計は4なので A=4

・2回目が2のとき、合計は5なので A=5

・2回目が3のとき、合計は6なので A=0

・2回目が4のとき、合計は7なので A=1

・2回目が5のとき、合計は8なので A=2

・2回目が6のとき、合計は9なので A=3

 

次に、それぞれで最後の1回を投げたときの得点なしの確率を考えます。
「出た目が A 未満なら得点あり」なので、反対に「出た目が A 以上なら得点なし」です。

・A=4 のとき
得点ありは 1、2、3 の3通りなので、得点なしは 3/6

・A=5 のとき
得点ありは 1、2、3、4 の4通りなので、得点なしは 2/6

・A=0 のとき
出た目が 0 未満になることはないので、得点なしは 6/6

・A=1 のとき
出た目が 1 未満になることはないので、得点なしは 6/6

・A=2 のとき
得点ありは 1 のみなので、得点なしは 5/6

・A=3 のとき
得点ありは 1、2 の2通りなので、得点なしは 4/6

 

これらを平均すると、

{(3/6)+(2/6)+(6/6)+(6/6)+(5/6)+(4/6)}÷6

です。

分子だけ先に足すと

3+2+6+6+5+4=26

なので、

26/36=13/18

となります。

したがって、2回目を投げる場合の得点なしの確率は
13/18です。


 

選択肢1. 2回目を投げない方が得点なしとなる確率は小さい

ここで、

2/3=12/18

なので、

12/18<13/18

です。
したがって、1回目に3が出たときは、2回目を投げない方が得点なしとなる確率は小さいです。

参考になった数0

02

これまでの結果より、1回目に3の目が出て2回目を投げない場合に得点なしとなる確率は2/3、2回目を投げた場合に得点なしとなる確率は13/18 です。

 (13/18)>(2/3) なので、2回目を投げない方が得点なしの確率が小さい、となります。

よって、解答欄(テ)は「2回目を投げない方が得点なしとなる確率は小さい」の選択肢の番号が入ります。

まとめ

前問の(スセ)、(ソサチツ)の問題ができていれば、すぐに答えられるはずです。

参考になった数0

03

前問より、ス/セ=2/3、ソタ/チツ=13/18です。

2/3と13/18の大小を比較します。

選択肢1. 2回目を投げない方が得点なしとなる確率は小さい

2/3<13/18なので、

2回目を投げると「得点なし」となる確率は上がってしまいます。

1回目でやめておいた方が、得点なしとなる確率は小さいのでこれが正解です。

選択肢2. 2回目を投げた方が得点なしとなる確率は小さい

2/3<13/18なので、

2回目を投げると「得点なし」となる確率は上がってしまいます。

不正解です。

選択肢3. 2回目を投げても投げなくても得点なしとなる確率は変わらない

1回目で投げるのをやめる場合と、2回目を投げる場合で「得点なし」となる確率は異なるので、不正解です。

まとめ

確率の大小比較をするだけですが、日本語を反対の意味で読み取るなどのミスをしないようにしたい問題です。

参考になった数0