共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問109 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問5)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問109(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( ケ )にあてはまるものを選べ。
問題文の画像
  • 0
  • 2n
  • 2n−2
  • n2−1
  • n2−n
  • 1+(−1)n
  • 1−(−1)n
  • −1+(−1)n
  • −1−(−1)n

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この過去問の解説 (3件)

01

数列{an}と数列{bn}は、2・(-1)n の項以外は同じ形の式です。
問題文中の数列{an}の漸化式の両辺から、数列{bn}の漸化式の両辺を引くと、
an+1 -bn+1 = an - bn - 2・(-1)n
ここで an - bn  =dn とおくと、
dn+1 =dn - 2・(-1)n
a1 = b1 = 1なのでd1 = 0

 

数列{dn}についても階差数列を考えると、
dn - dn-1 = -2・(-1)n-1
dn-1 -dn-2 = -2・(-1)n-2
・・・

d4 - d3 = -2・(-1)3 = 2
d3 - d2 = -2・(-1)2 = -2
d2 - d1 =- 2・(-1)1 = 2

 

d1 = 0 に注意してこれらの式の両辺を全て加え合わせると、
dn = 2 - 2 + 2 - 2 +…+  -2(-1)n-1
= (2 - 2) + (2 - 2) +…+ {-2(-1)n-2}+{-2(-1)n-1}
nが偶数の時に n-1 は奇数で、an - bn = 2
nが奇数の時に n-1 は偶数で、an - bn = 0
そのようになる選択肢の式を探すと、
1 + (-1)n が該当します。

 

「1 + (-1)n 」の選択肢が設問(ケ)の解答となります。
 

選択肢1. 0

a2 と b2 を考えてみましょう。
a2 - b2 = 2 であり、0 にならないので、この選択肢は誤ったものになります。
同様の方法で、いくつかの選択肢は正しくない事を判定できます。

選択肢3. 2n−2

この選択肢は、n=1 と n=2 の場合は条件を満たします。
しかし、 n = 3 の場合には条件を満たしません。

選択肢6. 1+(−1)n

この選択肢の式は、
a1- b1 =0,  b2 - a2 = 2 を満たす事も分かります。

 

an -bn (上記解説のdn)について階差数列の考え方をした後、
等比数列の和の公式で -2・(-1)n の1から n-1 までの和を式で計算する事もできます。
ここでは公式を導出する方法で計算してみましょう。
s = -2・(-1) - 2・(-1)2 - 2・(-1)3 - ・・・ - 2・(-1)n-1  
-s =            - 2・(-1)2 - 2・(-1)3 - ・・・ - 2・(-1)n-1 - 2・(-1)n

第1式の両辺から第2式の両辺を引くと、 
2s = 2 + 2(-1)n ⇔ s = 1 + (-1)n
 

まとめ

計算方法が分かりにくい設問かもしれません。
しかしnが偶数と奇数の場合に分ける事によって結果の判定ができます。
具体的に a1 - b1 = 0, b2 - a2 = 2 となる事もヒントになります。

 

途中計算で等比数列の和の公式を使う場合、
公比が 1 の場合には公式を使えないのですが、-1 の場合には使用する事ができます。
 

参考になった数0

02

問題の2式の辺々を引くと、

        an+1=an+4n+2

-)     bn+1=bn+4n+2+2・(-1)n

an+1-bn+1=an-bn -2・(-1)n ・・・①

となります。

 

an-bn=xnとおくと、

①は

xn+1=xn-2・(-1)n

と表すことができます。

 

(1)と同じように階差数列として考えていきます。

x1=a1-b1=1-1=0

xn=x1+∑n-1k=1{-2・(-1)k}

    =0-2・-1・{1-(-1)n-1}/1-(-1)

    =1-(-1)n-1

     =1+(-1)n

 

ここで、

xn=an-bnなので、

an-bn=1+(-1)n

選択肢1. 0

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢2. 2n

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢3. 2n−2

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢4. n2−1

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢5. n2−n

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢6. 1+(−1)n

an-bn=1+(-1)nなので正解です。

選択肢7. 1−(−1)n

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢8. −1+(−1)n

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

選択肢9. −1−(−1)n

an-bn=1+(-1)nなので不正解です。

参考になった数0

03

よって

an-bn=1+(-1)nとなります。

選択肢1. 0

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢2. 2n

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢3. 2n−2

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢4. n2−1

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢5. n2−n

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢6. 1+(−1)n

an-bn=1+(-1)nとなるため、正解です。

選択肢7. 1−(−1)n

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢8. −1+(−1)n

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

選択肢9. −1−(−1)n

an-bn=1+(-1)nとなるため、不正解です。

まとめ

同じように階差数列とみなして解くことがpointです。

参考になった数0