共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問115 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問11)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問115(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

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この過去問の解説 (3件)

01

前問(セ)(ソ)より、bn - cn  = 1 - c
設問(ケ)より、an - bn = 1 + (-1)
これらの式の両辺を加えると、
an - cn = 2 - c + (-1)n
⇔an = cn +2 - c + (-1)n


S4とU4 の関係を考えると、
(-1)n の項は偶数が2回、奇数が2回あるので4項を合計すると 0 になります。
すると、
S4 = (c1 +2 -c) + (c2 +2 -c) +(c3 +2 -c) +(c4 +2 -c)
= U4 + 4(2 - c)
問題文より S4 = U4 なので、
4(2 - c) = 0 ⇔ c= 2

 

「2」の選択肢が設問(タ)の解答となります。
 

前問(セ)(ソ)

数列{cn}の漸化式を見ると、数列{bn} の漸化式と同じ形です。
問題文によると{cn}と{bn}は初項だけが違うと記述されています。
設問(ケ)の前半部分と同じ考え方をすると、
bn+1 -cn-1 = bn -cn となります。
よって、
bn+1 -cn-1 = bn -cn = bn-1 -cn-1 = bn-2 - cn-2 =・・・
= b3 - c3 = b2 - c2 = b1 -c1
ここで問題文より b1 = 1, c1 = c であると分かっているので、
任意の自然数 n に対して、
bn - cn = b1 -c1 = 1 - c

 

設問(ケ)

数列{an}と数列{bn}は、2・(-1)n の項以外は同じ形の式です。
問題文中の数列{an}の漸化式の両辺から、数列{bn}の漸化式の両辺を引くと、
an+1 -bn+1 = an - bn - 2・(-1)n
ここで an - bn  =dn とおくと、
dn+1 =dn - 2・(-1)n
a1 = b1 = 1なのでd1 = 0

 

数列{dn}についても階差数列を考えると、
dn - dn-1 = -2・(-1)n-1
dn-1 -dn-2 = -2・(-1)n-2
・・・

d4 - d3 = -2・(-1)3 = 2
d3 - d2 = -2・(-1)2 = -2
d2 - d1 =- 2・(-1)1 = 2

 

d1 = 0 に注意してこれらの式の両辺を全て加え合わせると、
dn = 2 - 2 + 2 - 2 +…+  -2(-1)n-1
= (2 - 2) + (2 - 2) +…+ {-2(-1)n-2}+{-2(-1)n-1}
nが偶数の時に n-1 は奇数で、an - bn = 2
nが奇数の時に n-1 は偶数で、an - bn = 0
そのようになる選択肢の式を探すと、
1 + (-1)n が該当します。

選択肢2. 2

上記解説で
S4 = (c1 +2 -c) + (c2 +2 -c) +(c3 +2 -c) +(c4 +2 -c) の部分は、
計算式を書かなくても暗算でやってもよいかと思われます。

 

階差数列を考えてcnを直接計算している場合は、
nが奇数の時、すなわち n-1 が偶数の時には、
cn =2n2 + c- 2 = an + c -1
nが偶数の時、すなわち n-1 が奇数の時には、
cn =2n2 +c -2 + 2・(-1)n-1 = an + c - 3 
(設問(イ)(ウ)から、an = 2n2 -1 です。)

 

n=1 から n=4 まで偶数と奇数は2回ずつあるので、
U4 = S4 + 2(c-1) + 2(c-3) =S4 +4c -8
他方、問題文より S4 = U4 なので
0 = 4c -8 ⇔ c = 2 となり上記解説と同じ結果を得ます。

 

設問(イ)(ウ)

問題文の数列{an}の漸化式を変形すると、
an - an-1 = 4(n-1)+2 という階差数列ができます。

それを使って、以下のように式を作ります。
an - an-1 = 4(n-1)+2
an-1 - an-2 = 4(n-2)+2
an-2 - an-3 = 4(n-3) +2
・・・
a3 -a2 = 4・2 +2
a2- a1 = 4・1 +2

上記の式の両辺を全て加えると、
an -a1 = 4(1+2+3+…+n-1) +2(n-1)
これにより、

an = 1+4(n-1)n/2 + 2n -2 = 2n2 -1

まとめ

計算の仕方に少し迷う設問かもしれません。
bn - cn  = 1 - c
an - bn = 1 + (-1)n 
の2式が得られている事に気付くと、
bnを消去してanとcnの関係式を作れます。

 

階差数列を考えてcnが直接分かっている場合は、
cnの式をanを使って表せる事に気付くと計算を進める事ができます。

参考になった数0

02

数列{an}と数列{cn}の和を比較します。

前問の回答を利用します。

 

nが奇数のとき、1+(-1)n=0

nが偶数のとき、1+(-1)n=2

となるので、

 

nが奇数のとき、an-bn=0

nが偶数のとき、an-bn=2

と表すことができます。

 

数列{bn}と数列{cn}の辺々を引くと

        bn+1=bn+4n+2+2・(-1)n

-)      cn+1=cn+4n+2+2・(-1)n

bn+1-cn+1=bn-cn ・・・①

となります。

 

bn-cn=ynとおくと、

①は

yn+1=yn

と表すことができます。

つまり数列{yn}は、

すべての項が同じ値の数列です。

 

b1=1,c1=cなので

y1=1-c

であるが、

数列{yn}はすべての項が同じ値なので

yn=1-c

 

よって、

bn-cn=1-c

 

an-bn=0・・・①

an-bn=2・・・②

bn-cn=1-c・・・③

より、

数列{an}と数列{cn}の関係式を作ります。

 

nが奇数のとき

①+③より

an-cn=1-c

 

nが偶数のとき

②+③より

an-cn=3-c

 

と表せます。

よってS4-U4は、

     a1-c1=1-c

     a2-c2=3-c 

     a3-c3=1-c

+)  a4-c4=3-c

    S4-U4=8-4c

 

S4=U4よりS4-U4=0

よって

8-4c=0

c=2

選択肢1. 1

不正解です。

選択肢2. 2

正解です。

選択肢3. 3

不正解です。

選択肢4. 4

不正解です。

参考になった数0

03

an-bn=0(n:奇数)

an-bn=2(n:偶数)

bn-cn=1-C

よりanとcnの関係式に置き換えます。

そうすると

n=奇数の時

an-cn=1-c

n=偶数の時

an-cn=3-c

従って

S4-U4=2×(1-c)+2×(3-c)

=8-4c=0

よってc=2となります。

選択肢1. 1

c=2となるため、不正解です。

選択肢2. 2

c=2となるため、正解です。

選択肢3. 3

c=2となるため、不正解です。

選択肢4. 4

c=2となるため、不正解です。

まとめ

題意より、anとcnの関係式に置き換える必要性があることを理解でき、場合分けができるようになることがpointです。

参考になった数0