大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問116 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問12)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問116(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

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この過去問の解説 (2件)

01

an-bn=0・・・①

an-bn=2・・・②

bn-cn=1-c・・・③

より、

数列{an}と数列{cn}の関係式を作ります。

 

nが奇数のとき

①+③より

an-cn=1-c

 

nが偶数のとき

②+③より

an-cn=3-c

 

と表せます。

よってS4-U4は、

     a1-c1=1-c

     a2-c2=3-c 

     a3-c3=1-c

+)  a4-c4=3-c

    S4-U4=8-4c

 

S4=U4よりS4-U4=0

よって

8-4c=0

c=2

 

このとき

nが奇数のとき

an-cn=-1

nが偶数のとき

an-cn=1

と表すことができます。

 

a1-c1=-1

a2-c2=1

a3-c3=-1

a4-c4=1

・・・

から、

2行ずつで和が0になることがわかるので

 

nが奇数のとき

Sn-Un=-1

nが偶数とき

Sn-Un=0

と表すことができます。

 

よってn=2021は奇数なので

S2021-U2021=-1<0

なので

S2021<U2021

選択肢1. <

正解です。

選択肢2. =

不正解です。

選択肢3. >

不正解です。

参考になった数0

02

このとき

n=奇数の時

an-cn=-1

n=偶数の時

an-cn=1

 

となることから

n=奇数の時

Sn-Un=-1<0

n=偶数の時

Sn-Un=0

となることが分かります。

これよりn=2021のときは

Sn-Un<0

→Sn<Un となります。

選択肢1. <

Sn<Un となるため、正解です。

選択肢2. =

Sn<Un となるため、不正解です。

選択肢3. >

Sn<Un となるため、不正解です。

まとめ

奇数と偶数による場合分けへの気づき、合計値も場合分けし且つ規則性があることに気づくことが大事です。

参考になった数0