大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問124 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問7)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問124(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( ス )・( セ )にあてはまる組み合わせとして正しいものを選べ。

aを正の実数とする。Oを原点とする座標空間に4点
A1(1,0,a)、A2(0,1,a)、A3(−1,0,a)、A4(0,−1,a)がある。また、次の図のように、4点B1、B2、B3、B4を四角形A1OA2B1、A2OA3B2、A3OA4B3、A4OA1B4がそれぞれひし形になるようにとる。さらに、4点C1、C2、C3、C4を四角形A1B1C1B4、A2B2C2B1、A3B3C3B2、A4B4C4B3がそれぞれひし形になるようにとる。
ただし、座標空間における四角形を考える際には、その四つの頂点が同一平面上にあるものとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

図中の四角形はすべてひし形で、

向かい合う辺は平行で長さが等しいから、

同一ベクトルです。

つまり、同じ色のベクトルはすべて等しくなります。

 

なので、図の
黄色のベクトル:OA1=(1,0,a)

赤色のベクトル:OA2=(0,1,a)

緑色のベクトル:OA3=(-1,0,a)

水色のベクトル:OA4=(0,-1,a)

と表すことができます。

 

2つのひし形が合同で、

その対角線が等しくなるのは、
A1A2とB4B1の長さが等しい・・・①

もしくは

A1A2とA1C1の長さが等しい・・・②

いずれかの場合です。

 

それぞれの長さを求めると

A1A2=OA2-OA1

          =(0,1,a)-(1,0,a)

          =(-1,1,0)

より

|A1A2|=√1+1

             =√2

 

B4B1=A1B1-A1B4

          =OA2-OA4

          =(0,1,a)-(0,-1,a)

          =(0,2,0)

より

|B4B1|=2

 

A1C1=A1B1+B1C1

          =OA2+OA4

          =(0,1,a)+(0,-1,a)

          =(0,0,2a)

より

|A1C1|=2a

 

①より|A1A2|=|B4B1|は

|A1A2|=√2,|B4B1|=2のため不適

 

②より

|A1A2|=|A1C1|

       √2=2a

          a=√2/2

 

OA1OA2=(1,0,a)・(0,1,a)

                   =a2

a=√2/2より

OA1OA2=(√2/2)2

                    =1/2

選択肢1. ス:1  セ:2

正解です。

選択肢2. ス:1  セ:3

不正解です。

選択肢3. ス:2  セ:3

不正解です。

選択肢4. ス:3  セ:5

不正解です。

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02

選択肢1. ス:1  セ:2

正解です。

選択肢2. ス:1  セ:3

正解は1/2であるため不正解です。

選択肢3. ス:2  セ:3

正解は1/2であるため不正解です。

選択肢4. ス:3  セ:5

正解は1/2であるため不正解です。

まとめ

前問同様解くことができます。

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