共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問127 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問10)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問127(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

以下( ツ )にあてはまるものを選べ。

aを正の実数とする。Oを原点とする座標空間に4点
A1(1,0,a)、A2(0,1,a)、A3(−1,0,a)、A4(0,−1,a)がある。また、次の図のように、4点B1、B2、B3、B4を四角形A1OA2B1、A2OA3B2、A3OA4B3、A4OA1B4がそれぞれひし形になるようにとる。さらに、4点C1、C2、C3、C4を四角形A1B1C1B4、A2B2C2B1、A3B3C3B2、A4B4C4B3がそれぞれひし形になるようにとる。
ただし、座標空間における四角形を考える際には、その四つの頂点が同一平面上にあるものとする。
問題文の画像
  • a上
  • Oを含む側
  • Oを含まない側

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この過去問の解説 (3件)

01

(※ベクトルOAは→OAと表記します。)
(※本解説ではz軸の「負→正」の方向を「上」と記載します。)

設問(チ)の結果から t = 1 であり、

平面αとB2C3 の交点は C3 に等しい事になります。
設問(エ)~(カ)と問題文から、
C3 の座標は、(-1, 0, 3a) 
A2 の座標は、(0, 1, a)  
A4 の座標は、(0, -1 ,a)
A2とA4のx 座標に着目すると、x = 0 かつ y= 0 の位置で平面αは z = a > 0 の位置にあります。

またC3のx座標が -1 < 0であり、 z座標が 3a > a である事から、 
平面αは z = 0 において x > 0 の範囲で xy 平面と交わる事になります。
よって、z軸の「負→正」の方向を上にみるとすると、点Oはz座標に関して平面αの下側にあります。

 

次に、 設問(ア)~(ウ)より、
→OB2 = (-1, 1, 2a) なのでB2はC3と同じx座標で、
C3よりもz座標に関して下側にあります。
平面αはA2とA4のx座標とz座標がともに等しい事から、
x を固定した時には y の値に関わらず z は一定になります。
よって、B2は平面αの下側にあり、点Oを含む側にあります。
 

「Oを含む側」の選択肢が設問(ツ)の解答となります。

 

 

設問(チ)

設問(キ)により、 →OA1・→OB2 = 2a2 -1
設問(ク)により、 →OA1・→B2C3 = a2
設問(サ)(シ)により、 →OA1・→OA1 =3/2
次に、 →PQ = →OQ -→OP を計算します。
問題文より、 →OP = s(→OA1)
問題文より、 →OQ = →OB2 + t(→B2C3
よって、 →PQ = →OB2 + t(→B2C3) - s(→OA1)


問題文から →PQ・→OA1 =0 なので、
→OB2・→OA1 + t(→B2C3)・→OA1 - s(→OA1)・→OA1 = 0
すなわち、2a2 -1 + ta2 -(3/2)s =0
設問(ケ)(コ)より a = 1/(√2) であり、
設問(ソ)(タ)より s = 1/3 なので、
1 - 1 +t/2 -1/2 = 0
⇔ t = 1

 

設問(キ)

座標成分を使った内積の公式による計算をすると、
→OA1・→OB2 = (1, 0, a)・(-1, 1, 2a)
= -1 + 0 +2a2 = 2a2 -1

 

設問(ク)

→OA4 = →B2C3 より、
→OA1・→B2C3 = →OA1・→OA4
= (1, 0, a)・(0, -1, a) = 0 + 0 + a2 = a2

 

設問(サ)(シ)

→OA1・→OA1 = (1, 0, a)・(1, 0, a) 
= 12 + 0 + a2 =1+a2
前問(ケ)(コ)より a = 1/(√2) なので、
→OA1・→OA1 = 1 + 1/2 = 3/2

 

設問(ケ)(コ)

→B1B4 = →OB4 - →OB1 に着目します。
→OB4 = →OA1 + →A1B4 であり →A1B4 = →OA4 なので、
→OB4 =→OA1 + →OA4

= (1 ,0, a) + (0, -1 ,a) = (1, -1. 2a)
同様に、
→OB1 = →OA1 +→A1B1 =→OA1 +→OA2
= (1, 0, a) + (0, 1, a) = (1, 1, 2a)


よって、
→B1B4 = →OB4 - →OB1 
= (1, -1, 2a) - (1 ,1, 2a)= (0, -2, 0)


ベクトルの絶対値の2乗を計算すると、
|→OB1|2 =12+12+4a2=2 +4a2
|→B1B4|2=0 +(-2)2 +0 =4

 

問題文より2つのひし形の対角線の長さが等しいので、
|→OB1| = |→B1B4| であり、同時に|→OB1|2 = |→B1B4|2
よって、2 +4a2 = 4 ⇔ a2 =1/2 
問題文より a >0 なので、a=1/(√2) =(√2)/2

 

設問(ソ)(タ)

→PA2 = → OA2 - →OP = (0, 1, a) - (s, 0, sa) 

= (-s, 1, a - sa)
→PA2 ・→OA1 =0 より、

(-s, 1, a - sa)・(1, 0, a) = 0 であるから、
-s + 0 + a2 -sa2 = 0

設問(ケ)(コ)より a = 1/(√2) なので、
-s + 1/2 - s/2 = 0 ⇔ 3s = 1 ⇔ s =1/3

 

設問(エ)~(カ)

問題文の図の4つのひし形の位置関係に注意します。
OA4とA3B3は互いに平行で、かつ長さが等しく、
A3B3とB2C3も互いに平行で、かつ長さが等しいので、
→OA4 = →A3B3 = →B2C3
他方で図より、→OC3 = →OB2 + →B2C3
よって、→OC3 = →OB2 + →OA4
ここで、前問(ア)~(ウ)より、
→OB2 = (-1, 1, 2a) なので、
→OC3 = (-1, 1, 2a) + (0, -1, a)
= (-1, 0, 3a)
C3 の座標は (-1, 0, 3a) です。

 

設問(ア)~(ウ)

問題文より四角形 OA2B2A3 はひし形なので、
OA3 とA2B2 は互いに平行で、かつ長さが等しい事になります。
よって、→OA3 = →A2B2 です。
他方で図から、→OB2 = →OA2 +→A2B2 です。

よって、
→OB2 = →OA2 + →OA3
= (0,1,a) + (−1,0,a)
= (-1, 1, 2a)
B2の座標は (-1, 1, 2a) です。

選択肢2. Oを含む側

まず、z軸の「負→正」の方向を上にみるとすると、
点Oは平面αの下側です。
これはA2 の座標 (0, 1, a) と、A4 の座標 (0, -1, a) から判定できます。


次にB2に関しても、点Oと同じく平面αの下側です。
これはA2とA4の位置関係から平面αの性質を考えて、
C3とB2のx座標とz座標に着目して判定します。

まとめ

概要を把握しにくい設問かと思われます。
判定の仕方は1通りではないので、

自分で分かりやすいと思う方法で理解しましょう。

 

本設問以前の設問のどれかを間違えてしまうと、

本設問でも解答を出せない危険がある事にも要注意です。

参考になった数0

02

PQがOA1と垂直であるので、

PQ・OA1=0・・・①

と表せます。

 

ここで

PQ=OQ-OP

前問より

OP=1/3OA1

問題文より

OQ=OB2+tB2C3

なので

PQ=(OB2+tB2C3)-1/3OA1

 

これを①に代入して、

{(OB2+tB2C3)-1/3OA1}・OA1=0

OA1・OB2+OA1・tB2C3-1/3OA1・OA1=0

2(√2/2)2-1+t(√2/2)2-1/3・3/2=0

1-1+1/2t-1/2=0

t=1

 

t=1より

OQ=OB2+B2C3

        =OC3

となるので点Qと点C3は一致します。

つまり、点C3は平面α上にあります。

 

また、

OA1・OB2=2(√2/2)2-1=0

なのでOB2OA1と垂直です。

このことからαとOB2

平行であることがわかります。

 

よって点B2は平面αに対して

原点Oと同じ側にあります。

選択肢1. a上

不正解です。

選択肢2. Oを含む側

正解です。

選択肢3. Oを含まない側

不正解です。

参考になった数0

03

ベクトルB2C3=ベクトルOA4

だから、B2は原点に対応することが分かります。

したがって原点側です。

選択肢1. a上

Oを含む側であるため、不正解です。

選択肢2. Oを含む側

Oを含む側であるため、正解です。

選択肢3. Oを含まない側

Oを含む側であるため、不正解です。

まとめ

算出したQを示すことで位置関係が把握できます。

参考になった数0