大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問27 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問27(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

番号によって区別された複数の球が、何本かのひもでつながれている。ただし、各ひもはその両端で二つの球をつなぐものとする。次の条件を満たす球の塗り分け方(以下、球の塗り方)を考える。

<条件>
・それぞれの球を、用意した5色(赤、青、黄、緑、紫)のうちのいずれか1色で塗る。
・1本のひもでつながれた二つの球は異なる色になるようにする。
・同じ色を何回使ってもよく、また使わない色があってもよい。

例えば図Aでは、三つの球が2本のひもでつながれている。この三つの球を塗るとき、球1の塗り方が5通りあり、球1を塗った後、球2の塗り方は4通りあり、さらに球3の塗り方は4通りある。したがって、球の塗り方の総数は80である。

(2)図Cにおいて、球の塗り方は( エオ )通りある。

( エオ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

球1から順に塗り方の数を考えていくと,

球1の塗り方が5通りあり,球1を塗った後,

球2の塗り方は4通りあります。

最後に球3は,球1・球2のどちらとも

異なる色で塗らなければならないので,

球3の塗り方は3通りあります。

したがって,球の塗り方の総数は

5×4×3=60(通り)

選択肢2. 60

正解です。

まとめ

図Aの例がヒントになります。

この例の考え方を参考にすれば,

以降の問題も比較的解きやすくなります。

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02

先ほどの図が円形になった問題です。隣接する領域が増えたので注意が必要です。

まとめ

1番には5通りの塗り方があると考えると、2番には4通りの塗り方があります。ただ、3番は1,2番ともに隣接しているのため、どちらの色でもない3通りの色しか使えません。したがって、

5×4×3=60通りとなります。

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