共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問81 (数学Ⅱ・数学B(第3問) 問3)
問題文
( エ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
(1)ある生産地で生産されるピーマン全体を母集団とし、この母集団におけるピーマン1個の重さ(単位はg)を表す確率変数をXとする。mとσを正の実数とし、Xは正規分布N(m、σ2)に従うとする。
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問題
共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問81(数学Ⅱ・数学B(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
( エ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
(1)ある生産地で生産されるピーマン全体を母集団とし、この母集団におけるピーマン1個の重さ(単位はg)を表す確率変数をXとする。mとσを正の実数とし、Xは正規分布N(m、σ2)に従うとする。
- σ
- σ2
- σ/√n
- σ2/n
- m
- 2m
- m2
- √m
- σ/n
- nσ
- nm
- m/n
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この過去問の解説 (3件)
01
「標本平均の期待値」は、母集団の平均と同じ値になります。
すなわち、本設問での標本平均の期待値は、
「ピーマンの重さの平均」であるmに等しくなります。
「m」の選択肢が設問(エ)の解答となります。
この選択肢は「標本平均の標準偏差」です。
この選択肢は「標本平均の分散」です。
「標本平均の期待値」=「母集団の平均」の関係式は、
1つの公式として覚えておいたほうが好ましいですが、
次のように導出もできます。
母集団の平均を m、確率変数としての各標本をXkとして、
E(X1) = E(X2) = E(X3) = … = E(Xn) = mである事と、
公式 E(aX) = aE(X) を使い、
E[(X1 + X2 + … + Xn )/n ] = E(X1)/n + E(X2)/n + … +E(Xn)/n
= n・(m/n) = m
本設問は公式そのものが問われています。
母集団(本設問ではピーマン全体)から無作為に抽出した標本を確率変数 Xk(本設問では抜き出したピーマンが特定の重さである確率)として考えたときに、
(X1 + X2 +X3 + … +Xn)/n を標本平均と言います。
少しややこしいようですが、本設問での「標本平均の期待値」とは、標本平均に対してさらに期待値を考えたものです。
すなわち、E[(X1 + X2 +X3 + … +Xn)/n ] を指します。
この値には公式があり、母集団の平均(すなわちX1, X2, X3, …,Xn の共通の平均)m に等しくなります。
E[(X1 + X2 + X3 + … +Xn)/n ] = m が公式です。
上記で計算による導出も示しましたがあくまで参考として考え、
公式自体を覚えておくほうがよいでしょう。
本設問のように直接的に問われる事もあります。
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02
Xが正規分布N(m、σ2)に従う確率変数であるとき、平均(期待値)E(X)=mです。
母集団における確率変数Xの平均E(X)と標本平均Xーの平均E(X-)は等しいので、
E(X-)=mとなります。
正解の選択肢です。
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03
標本平均の期待値は母平均と等しくなります。
よって、
E(X-)=m
正解です。
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