共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問32 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問5)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問32(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

( カ )・( キ )にあてはまるものを1つ選べ。

(1)1枚の硬貨を繰り返し投げるとき、この硬貨の表裏の出方に応じて、座標平面上の点Pが次の規則1に従って移動するものとする。

<規則1>
・点Pは原点O(0,0)を出発点とする。
・点Pのx座標は、硬貨を投げるごとに1だけ増加する。
・点Pのy座標は、硬貨を投げるごとに、表が出たら1だけ増加し、裏が出たら1だけ減少する。

また、点Pの座標を次の記号で表す。
<記号>
硬貨をk回投げ終えた時点での点Pの座標(x,y)を(k,yk)で表す。

座標平面上の点Pの移動の仕方について、例えば、硬貨を1回投げて表が出た場合について考える。このとき、点Pの座標は(1,1)となる。これを図1のように、原点O(0,0)と点(1,1)をまっすぐな矢印で結ぶ。このようにして点Pの移動の仕方を表す。
以下において、図を使用する際には同じように考えることにする。

(ⅰ)硬貨を3回投げ終えたとき、点Pの移動の仕方が条件

y1≧−1かつy2≧−1かつy3≧−1  ・・・・・(*)

を満たす確率を求めよう。
条件(*)を満たす点Pの移動の仕方は図2のようになる。例えば点O(0,0)から点A(2,0)までの点Pの移動の仕方は、点O(0,0)から点(1,1)まで移動したのち点A(2,0)に移動する場合と、点O(0,0)から点(1,−1)まで移動したのち点A(2,0)に移動する場合のいずれかであるため、2通りある。このとき、この移動の仕方の総数である2を、四角囲みの中の数字で点A(2,0)の近くに書く。図2における他の四角囲みの中の数字についても同様に考える。
このように考えると、条件(*)を満たす点Pの移動の仕方のうち、点(3,3)に至る移動の仕方は( ア )通りあり、点(3,1)に至る移動の仕方は通( イ )りあり、点(3,−1)に至る移動の仕方は( ウ )通りある。
よって、点Pの移動の仕方が条件(*)を満たすような硬貨の表裏の出方の総数は
( ア )+( イ )+( ウ )
である。
したがって、点Pの移動の仕方が条件(*)を満たす確率は
([ ア ]+[ イ ]+[ ウ ])/23
として求めることができる。

(ⅱ)硬貨を4回投げるとする。このとき、(ⅰ)と同様に図を用いて考えよう。

y1≧0かつy2≧0かつy3≧0かつy4≧0である確率は
( エ )/( オ )となる。
また、y1≧0かつy2≧0かつy3=1かつy4≧0である確率は
( カ )/( キ )となる。
さらに、y1≧0かつy2≧0かつy3≧0かつy4≧0であったとき、
y3=1である条件付き確率は
( ク )/( ケ )となる。
問題文の画像
  • カ:1  キ:4
  • カ:3  キ:4
  • カ:3  キ:8
  • カ:5  キ:8

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

y1 ≧ 0かつ y2 ≧0 かつ y3 = 1 かつ y4 ≧ 0 の条件のもとで、
y3 = 1 となる場合は、
1回めの試行は必ず「表」です。
2回めと3回目の試行は「表」「裏」の順で出るか、「裏」「表」の順で出るかの 2 通りです。
4回めは「表」でも「裏」でもよいので、 3回めの試行が終わった時点から 2 通りずつあります。


よって、起こり得る場合の数は 2・2=4 通りあり、
起こり得る全ての場合の数は、24=16 通りなので、
求める確率は 4/16 = 1/4 です。


カ:1 キ:4 の組み合わせの選択肢が本設問の解答となります。

選択肢1. カ:1  キ:4

y3  = 1 の位置に至る場合の数が 2 通りで、
そこからさらに「表」「裏」の 2 通りに分岐できます。
足すのではなく掛ける事に注意しましょう。

まとめ

1回目の試行は必ず「表」である事を考えると分かりやすくなります。
また、4回目の試行は「表」「裏」のどちらでも構わない事にも気付くと、数え上げが比較的楽になります。

参考になった数0

02

(エ)(オ)とほぼ同様ですが、y3=1という条件が加わりました。

選択肢1. カ:1  キ:4

y3=1より、点Pは図の青い点(3, 1)を通る必要があります。

図より条件を満たす点Pの移動の仕方は全部で4通り

点Pの移動の仕方は全部で24=16通り

y1≧0かつy2≧0かつy3=1かつy4≧0である確率は

4/16=1/4

したがって、答えは(カ)=1, (キ)=4 です。

まとめ

解き方は変わりません。落ち着いて解きましょう。

参考になった数0

03

y3=1ですのでこれを踏まえて図に移動の仕方を確認すると、以下の通りになります。

 

したがって、y1≧0かつy2≧0かつy3=1かつy4≧0となるのは2+2=4通りとなります。

よって確率は4/24=1/4となります。

 

選択肢1. カ:1  キ:4

上記の計算により正解となります。

参考になった数0