大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問44 (数学Ⅰ・数学A(第4問) 問7)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問44(数学Ⅰ・数学A(第4問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

( タ )・( チ )にあてはまるものを1つ選べ。

(3)bを整数とする。二つの式が

x+2y+bz=1  ・・・・・⑧



5x+6y+3z=5+b  ・・・・・⑨

の場合を考える。⑨−⑧✕5から

−4y+(3−5b)z=b⑩

を得る。⑩の左辺のyの係数に着目することにより

bを4で割ったときの余りが( タ )または( チ )であることは、

⑩を満たす整数y、zが存在するための必要十分条件であることがわかる。ただし、( タ )<( チ )とする。
そのときの整数y、zを⑧に代入すると、xも整数になる。また、そのときのx、y、zは⑧と⑨をともに満たす。
以上のことから、この場合も、bの値によって、二つの式をともに満たす整数x、y、zが存在する場合と存在しない場合があることがわかる。
  • タ:0  チ:2
  • タ:1  チ:3
  • タ:2  チ:1
  • タ:1  チ:2

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この過去問の解説 (1件)

01

設問より、−4y+(3−5b)z=bのyの係数に着目します。

整数y,zが存在するためには4と3-5bが互いに素である必要があります。4が偶数なので、互いに素であるためには3-5bが奇数であればよい。つまりはbが偶数であればよいということになります。

よってbが偶数であるならば、4で割ったときの余りは0,2となります。

設問より、タ<チなので

タ:0 チ:2

 

 

選択肢1. タ:0  チ:2

上記により正解です。

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