大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問42 (数学Ⅰ・数学A(第5問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問42(数学Ⅰ・数学A(第5問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

図1のように、平面上に5点A、B、C、D、Eがあり、線分AC、CE、EB、BD、DAによって、星形の図形ができるときを考える。線分ACとBEの交点をP、ACとBDの交点をQ、BDとCEの交点をR、ADとCEの交点をS、ADとBEの交点をTとする。

ここでは
AP:PQ:QC=2:3:3、 AT:TS:SD=1:1:3
を満たす星形の図形を考える。
以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。

(1)ΔAQDと直線CEに着目すると

(QR/RD)・(DS/SA)・([ ア ]/CQ)=1

が成り立つので

QR:RD=( イ ):( ウ )

となる。また、ΔAQDと直線BEに着目すると

QB:BD=( エ ):( オ )

となる。したがって

BQ:QR:RD=( エ ):( イ ):( ウ )

となることがわかる。

( イ )、( ウ )にあてはまるものを1つ選べ。
問題文の画像
  • イ:1  ウ:2
  • イ:1  ウ:3
  • イ:1  ウ:4
  • イ:1  ウ:5

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この過去問の解説 (1件)

01

ΔAQDにおいて、直線CEは、辺QDと点Rで、辺DAと点Sで、そして辺AQの延長線と点Cで交わっています。
したがって、メネラウスの定理より、

(QR/RD)・(DS/SA)・(AC/CQ) = 1

 

条件より、

AP:PQ:QC=2:3:3


ACの比は

AP+PQ+QC

=2+3+3

=8

CQの比は3です。
よって、AC/CQ=8/3となります。

 

また、

AT:TS:SD=1:1:3

 

なので、SAの比は

AT+TS=1+1=2

となり、DSの比は3です。
よって、DS/SA=3/2となります。

 

これらの値をメネラウスの定理の式に代入すると、

(QR/RD)・(3/2)・(8/3)=1
(QR/RD)・4=1
QR/RD=1/4

したがって、QR:RD=1:4となります。

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