大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問44 (数学Ⅰ・数学A(第5問) 問4)
問題文
ここでは
AP:PQ:QC=2:3:3、 AT:TS:SD=1:1:3
を満たす星形の図形を考える。
以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。
(2)5点P、Q、R、S、Tが同一円周上にあるとし、AC=8であるとする。
(ⅰ)5点A、P、Q、S、Tに着目すると、AT:AS=1:2より
AT=√( カ )となる。さらに、5点D、Q、R、S、Tに着目するとDR=4√3となることがわかる。
( カ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問44(数学Ⅰ・数学A(第5問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
ここでは
AP:PQ:QC=2:3:3、 AT:TS:SD=1:1:3
を満たす星形の図形を考える。
以下の問題において比を解答する場合は、最も簡単な整数の比で答えよ。
(2)5点P、Q、R、S、Tが同一円周上にあるとし、AC=8であるとする。
(ⅰ)5点A、P、Q、S、Tに着目すると、AT:AS=1:2より
AT=√( カ )となる。さらに、5点D、Q、R、S、Tに着目するとDR=4√3となることがわかる。
( カ )にあてはまるものを1つ選べ。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、円と2本の割線(円と2点で交わる直線)に関する「方べきの定理」を利用して解くことができます。
5点P、Q、R、S、Tが同一円周上にあるという条件から、これらの点を通る円を考え、点Aをその円の外部の点とみなします。
線分ACについて、全体の長さがAC=8であり、線分比がAP:PQ:QC=2:3:3と与えられています。
比の合計は8なので、それぞれの線分の長さは
AP=8*(2/8)=2
PQ=8*(3/8)=3
となり、
AQ
=AP+PQ
=5
次に、線分ADについて考えます。
ATの長さをxとします。
線分比がAT:TS:SD=1:1:3なので、TS=xとなります。
したがって、
AS
=AT+TS
=2x
点Aは円の外部の点であり、直線ACと直線ADはこの円の割線と見なせるので方べきの定理より、AP*AQ=AT*ASという関係が成り立ちます。
よって
2*5=x*(2x)
10=2x2
x2=5
となります。
AT=xなのでAT=√5となります。
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