大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問87 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問19)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問87(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

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  • x座標はpの値によらず一つに定まり、y座標はpの値により変わる。
  • x座標はpの値により変わり、y座標はpの値によらず一つに定まる。
  • 中点はpの値によらず一つに定まり、関数y=S(x)のグラフ上にある。
  • 中点はpの値によらず一つに定まり、関数y=f(x)のグラフ上にある。
  • 中点はpの値によって動くが、つねに関数y=S(x)のグラフ上にある。
  • 中点はpの値によって動くが、つねに関数y=f(x)のグラフ上にある。

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この過去問の解説 (2件)

01

y=f(x)を展開すると

y=3(x-1)(x-m)

=3(x2-(m+1)x+m)

=3(x-(m+1)/2)2-((m+1)/2)2+m)

従って、x=(m+1)/2に関して対称なグラフとなります。

 

該当範囲を図示すると下図の薄赤部のようになるから、対称な範囲は濃赤部となります。

従って、トにはm+pが入ります。

 

該当範囲を図示すると下図の薄青部のようになるから、対称な範囲は濃青部となります。

 

従って、中点はpの値によらず一つに定まり、関数y=S(x)のグラフ上にあることが分かります。

選択肢3. 中点はpの値によらず一つに定まり、関数y=S(x)のグラフ上にある。

正解です。

まとめ

中点に関する記述があるため各点を算出し、前問をうまく用いて整理していくことが大切です。

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02

まず下の方程式を用意します。

S(1)+S(m)=S(1-p)+S(m+p)

2S(M)=S(M-q)+S(M+q)

さらに条件からq=M-1とします。

さて、中点を求めていきましょう。

(S(1-p)+S(m+p))/2=(S(1)+S(m))/2

=(S(1)+S(2M-1))/2

=(S(M-q)+S(M+q))/2

=S(M)

(1-p+m+p)/2=(1+m)/2=M

よって中点は(M,S(M))とわかります。

答えは、中点はpの値によって決まらず、

y=S(x)上にあると言えます。

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