大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問95 (数学Ⅱ・数学B(第3問) 問8)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問95(数学Ⅱ・数学B(第3問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

( ケコ )、( サ )にあてはまるものを1つ選べ。

以下の問題を解答するにあたっては、必要に応じて 正規分布表(リンク) を用いてもよい。また、ここでの晴れの定義については、気象庁の天気概況の「快晴」または「晴」とする。
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この過去問の解説 (2件)

01

期待値mは

m=(1-p)・0+p・1=p

 

n=300は十分に大きいと考えられるため

正規分布N(m,σ2/n)

と表せられます。

 

表3より、U4=1のとき、(X1,X2,X3,X4)=(1,1,1,0)(0,1,1,1)の2パターンあることが分かります。

これが各々起こる確率は

p3・(1-p)=(1/4)3・3/4=3/44

従って、U4=0のときは省略して期待値は

E(U4)=3/44・2・1=3/128

 

前問同様解いていくと、U5=1のとき、(X1,X2,X3,X4,X5)=(0,1,1,1,0)(1,1,1,0,●)(●,0,1,1,1)の3パターンあることが分かります。

(X1,X2,X3,X4,X5)=(0,1,1,1,0)の起こる確率は

(1-p)・p3・(1-p)=3/4・(1/4)3・3/4=9/45

(X1,X2,X3,X4,X5)=(1,1,1,0,●)の起こる確率は

p3・(1-p)・1=(1/4)3・3/4・1=3/44

(X1,X2,X3,X4,X5)=(●,0,1,1,1)の起こる確率は上記と等しいです。

従って、U5=1となる確率は

9/45+3/44×2=3・11/45

従って

E(U5)=3・11/45・1=33/1024

 

題意より(4,3/128)、(5,33/1024)を通る直線なので、1次関数を算出すると

y-3/128=(33/1024-3/128)/(5-4)(x-4) 傾き

これを計算すると

y=(9/1024)x-3/256

従ってx=300のとき

y=(9/1024)・300-3/256=21/8

選択肢1. 21/8

正解です。

まとめ

300の場合は直接算出できないため、題意に従い直線の関数を算出することがおすすめです。

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02

いま(4,3/128),(5,33/1024)を通ることがわかっています。

直線の式をy=ax+bとすると

3/128=4a+b

33/1024=5a+b

であるから

a=9/1024

b=-3/256

E[U300]=300x9/1024-3/256=21/8

参考になった数0