大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問111 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問7)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問111(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

点Oを原点とする座標空間に4点A(2,7,−1)、B(3,6,0)、C(−8,10,−3)、D(−9,8,−4)がある。A、Bを通る直線をl1とし、C、Dを通る直線をl2とする。

(3)点Pがl1上を動き、点Qがl2上を動くとする。このとき、線分PQの長さが最小になるPの座標は([ セソ ]、[ タチ ]、[ ツテ ])、Qの座標は([ トナ ]、[ ニヌ ]、[ ネノ ])である。

( セソ )、( タチ )、( ツテ )にあてはまるものを1つ選べ。
  • セソ:−1  タチ:11  ツテ:−3
  • セソ:−2  タチ:11  ツテ:−4
  • セソ:−3  タチ:12  ツテ:−5
  • セソ:−3  タチ:12  ツテ:−6

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この過去問の解説 (1件)

01

AからBへのベクトルをABと書きます。

Pはl1上、Qはl2上にあります。このことから線分PQの長さが最小になるとき、線分PQはl1,l2両方に対して垂線になります。

よって方針は以下になります。

PQをパラメータを用いて表現する

PQAB=0,PQCD=0を解く

 

前問でOP=(s+2,-s+7,s-1)とわかりました。

同じ方法でCQ=tCDを解きますと

OQ=(-t-8,-2t+10,-t-3)

を得ます。よって

PQ=(-s-t-10,s-2t+3,-s-t-2)

とわかります。では内積を解いていきます。

 

PQAB=0よりs=-5

PQCD=0よりt=-1

 

以上から線分PQの長さが最小になるP,Qの座標はそれぞれ

(-3,12,-6),(-7,12,-2)

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