共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問10 (数学Ⅰ・数学A(第1問) 問10)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問10(数学Ⅰ・数学A(第1問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

三角形に関連する量と三角形の合同条件について考察する。

(1)ΔABCにおいて、BC=4であり、ΔABCの外接円の半径は4√3/3であるとする。このとき、∠BACの大きさについて二つの場合を考えることができ、そのうちの小さい方は( テ )であり、大きい方は( ト )である。さらに、ΔABCの面積は3√3/4であるとする。このとき、
AB・AC=( ナ )である。
∠BAC=( テ )のとき、余弦定理よりAB2+AC2=( ニヌ )なので
(AB+AC)2=( ネノ )である。よって、AC=( ハ )—ABより
AB=([ ヒ ]±√[ フヘ ])/2
である。
また、∠BAC=( ト )のとき、同様に考えるとAB=(√19±√7)/2であることがわかる。

( ナ )にあてはまるものを1つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

(※問題文同様に、辺BC の長さを BC と記載します。)
辺ABを三角形ABCの底辺として考えたときに、
高さは AC∠sinBAC となります。
問題文より三角形ABCの面積が (3√3)/4 なので、
AB・(AC∠sinBAC)/2 = (3√3)/4
⇔ AB・AC = (3√3) /(2∠sinBAC) 
設問(テ)より ∠sinBAC = (√3)/2 なので,
AB・AC = 3

 

「3」の選択肢が設問(ナ)の解答となります。

設問(テ)

正弦定理より、
BC/(sin∠BAC) =「△ABC の外接円の直径」なので、
4/(sin∠BAC)  = (2・4√3)/3
⇔ sin∠BAC = 12/(8√3) = 3/(2√3) = (√3)/2
よって、∠BAC = 60° または 120°

選択肢2. 3

「辺の長さの積」というと、方べきの定理などが思い浮かぶかもしれませんが、
本設問ではもっと単純に「三角形の面積 = 底辺・高さ/2」の公式を使う事になります。

まとめ

「直角三角形の高さ」/「斜辺の長さ」が正弦(sinθ)の図形的な定義であり、

そこから逆算して、
「斜辺の長さ」に正弦を掛ける事で「三角形の高さ」を求められます。


もちろん、「高さ」や「斜辺」はどこを「底辺」にして考えるかで異なります。
まずどこの辺を底辺として考えるかを定める必要があります。
上記解説ではABを底辺と考えました。


ACを底辺として考えた場合は「高さ」が異なる値になりますが、
同じ正弦が使われて、三角形の面積は等しいのでAB・AC の値は同じになります。
 

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02

解答 ナ:3

 

解説

三角比を用いた三角形の面積公式を扱う問題です。

 

三角形ABCの面積をSとすると、公式より

 

S=(1/2)AB・AC・sin∠BAC

つまり

AB・AC=2S/(sin∠BAC)

 

であり、問題文よりS=3√3/4、

前問の解答よりsin∠BAC=√3/2であるから、

 

AB・AC

=2S/(sin∠BAC)

=(3√3/2)/(√3/2)

=(3√3/2)・(2/√3)

=3

 

よって答えは「ナ:3」となります。

 

補足

sin∠BACの求め方について、前問の解説の一部を以下に引用します。

ΔABCの外接円の半径をRとおくと、正弦定理より

BC/(sin ∠BAC) = 2R

つまり

sin ∠BAC = BC/2R 

であり、これにBC=4とR=4√3/3を代入して

sin ∠BAC = 4/(8√3/3) = 12/(8√3) = 12√3/24 = √3/2

 

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