共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問58 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問58(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

(2)底が異なる二つの対数について、それらの和と積の大小関係を考えよう。

(ⅰ)x>0とし
f(x)=log2x+log3x
g(x)=(log2x)・(log3x)
とおく。不等式
f(x)>g(x)  ・・・・・①
を満たすxの値の範囲を調べる。

f(x)とg(x)を、それぞれ2を底とする対数を用いて表すと
f(x)=Alog2x,g(x)=B(log2x)2
となる。ここで
A=( エ )、B=( オ )
である。
X=log2xとおくと、Xのとり得る値の範囲は実数全体である。
Xについての不等式AX>BX2を満たすXの値の範囲は
( カ )<X<( キ )
である。
よって、①を満たすxの値の範囲は
( ク )<x<( ケ )
である。

( エ )にあてはまるものを1つ選べ。
  • 0
  • 1
  • 2
  • −1
  • log23
  • 1/log23
  • (log23)2
  • 1/(log23)2
  • 1+log23
  • 1/(1+log23)
  • 1+(1/log23)
  • log23/(1+log23)

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この過去問の解説 (3件)

01

対数の底の変換公式により、
log3x = (log2x)/(log23)
よって、
f(x) =  log2x + log3x
= log2x + (log2x)/(log23)
=(log2x){1 +1/(log23)}
同時に問題文より f(x) = A・(log2x) なので、
A={1 +1/(log23)}


「1 +1/log23」の選択肢が設問(エ)の解答となります。

選択肢10. 1/(1+log23)

紛らわしい形の選択肢です。

この選択肢は正しくありません。

選択肢11. 1+(1/log23)

log3x の、2 を底とする対数への変換公式は、
log3x = (log2x)/(log23) となります。


選択肢が多いですが落ち着いて選びましょう。

まとめ

対数の底を p から q に変換する公式は logpa = (logqa)/(logqp) です。

この公式を本設問では使用します。
できれば覚えておきたい公式ですが、
この大問では設問(ア)~(ウ)から導出する事もできます。

 

前問(ウ)

前問(イ)より、log2x = t・(log23) であり、
問題文より t = log3x であるので、
log3x = (log2x)/(log23) です。

 

設問(イ)

底の変換公式の途中経過を考えます。
前問(ア)より、x = 3t です。これを2u の形に直すには、
「2 を何乗すると 3 になるか」の値が必要となります。
すなわち log23 の値が必要となります。


x = 3t = {2(log23)}t= 2t・(log23) と表せます。
この関係式は、
log2x = t・(log23) と表せます。

 

設問(ア)

t = log3x の意味は「3をt乗するとxになる」という事なので、
3t = x となります。

「x = 3t」の選択肢が設問(ア)の解答となります。

 

設問(ア)のまとめより

t = log3x の 3 を「底(てい)」、x を「真数」(> 0)、
t を「(3を底とする x の) 対数」とそれぞれ呼びます。
上記解説のように、底を何乗すると真数になるかが対数の値となります。
例えば「3を3乗するとxになる」のであれば log3x = 3 であり、x = 27 です。
慣れないうちは具体的な値で考えて対数の式に慣れましょう。

参考になった数0

02

f(x)=log2x+log3xを2を底とする対数を用いて表します。

対数の性質より、log3x=log2x/log23と表すことができます。

f(x)=log2x+log3x

  =log2x+log2x/log23

  =(1+(1/log23))log2x

 

上記よりA=1+(1/log23)となります。

選択肢11. 1+(1/log23)

正解の選択肢です。

参考になった数0

03

f(x)

=log2x+log3x

=log2x+log2x/log23

=(1+1/log23)log2x

従って

A=1+1/log23

となります。

選択肢11. 1+(1/log23)

正解です。

まとめ

対数の定義など復習しておくことが大切です。

参考になった数0