大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問79 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問8)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問79(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

f(x)=x3−3x2+6とする。

(2)tを実数とし、t≦x≦t+1の範囲におけるf(x)の最大値をM(t)、最小値をm(t)とおく。
M(t)=f(t+1)かつm(t)=f(t)となるようなtの値の範囲は
t≦( サシ ),( ス )≦t
である。また、M(t)=f(t)かつm(t)=f(t+1)となるようなtの値の範囲は
( セ )≦t≦( ソ )
であり、このときM(t)−m(t)=f(t)−f(t+1)となることに注意すると、
( セ )≦t≦( ソ )の範囲においてM(t)−m(t)はt=( タ )/( チ )で最大値をとることがわかる。

( タ )、( チ )にあてはまるものを1つ選べ。
  • タ:1  チ:2
  • タ:2  チ:3
  • タ:3  チ:4
  • タ:4  チ:5

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この過去問の解説 (1件)

01

右端が最大値、左端が最小値となる場合は下図において一番右と、一番左の場合のみとなります。

極値をまたぐ範囲は、最大値・最小値のどちらかが極値となり不適です。

極値間にある場合は、区間幅が1であるため、右端が最小値、左端が最大値となり不適です。

したがって

t+1≦0 ↔ t≦-1

t≧2

のどちらかの場合に題意を満たします。

 

上図において、題意を満たす場合は極値間にある場合なので

t≧0かつ

t+1≦2 ↔ t≦1

0≦t≦1

となります。

 

このとき

M(t)−m(t)

=f(t)-f(t+1)

=−3t2+3t+2

=-3(t-1/2)2+11/4

従って、0≦t≦1において、t=1/2で最大値を取ります。

選択肢1. タ:1  チ:2

正解です。

まとめ

題意の誘導に従い、2次関数の最大値を解いていきます。

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