共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問82 (数学Ⅱ・数学B(第4問) 問4)

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問題

共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問82(数学Ⅱ・数学B(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

座標平面上で、x座標とy座標がともに整数である点を格子点という。いくつかの直線や曲線で囲まれた図形の内部にある格子点の個数を考えよう。ただし、図形の内部は、境界(境界線)を含まないものとする。
例えば、直線y=−x+5とx軸、y軸で囲まれた図形をSとする。Sは図1の灰色部分であり、Sの内部にある格子点を黒丸、内部にない格子点を白丸で表している。したがって、Sの内部にある格子点の個数は6である。

(1)直線y=3xとx軸、直線x=21で囲まれた図形をTとする。Tの内部にある格子点の個数を考える。
直線x=1上の格子点でTの内部にあるものは、点(1,1)と点(1,2)の2個である。点(1,0)と点(1,3)はTの境界にあるため、内部にはない。
nを整数とする。直線x=nがTの内部にある格子点を通るのは、1≦n≦20のときである。1≦n≦20のとき、直線x=n上の格子点でTの内部にあるものの個数をanとおく。a1=2であり、a2=( ア )、a3=( イ )である。数列{an}は( ウ )が( エ )の( オ )数列である。
したがって、Tの内部にある格子点の個数は( カキク )である。

( カキク )にあてはまるものを1つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

直線y=3xと,x軸で囲まれた部分の格子点を持ってグラフで表すと,
 

このようになり,
n=1,のときはx=1上の格子点の個数は2個あります。つまりa₁=2
同じように

n=2のとき,a2=5
n=3のとき,a3=8となります。

 

a3-a2=3,a2-a1=3となっているので
数列{aₙ}は,公差が,3の等差数列になります。

 

図形Tの内部は,直線y=3x,x軸,x=21で囲まれます。
よって,a1~a20までの和がTの内部にある格子点の個数になります。
 

{aₙ}は初項2,公差が3の等差数列で

この数列の第20項目までの和を求めていきます。
 

等差数列の和の公式にあてはめると,
1/2×20×{2×2+(20-1)×3}
=610
 

よって610になります。


 

まとめ

等差数列の和の公式

 

初項をa,項数をn,公差をdとすると

初項から第n項目までの和Sn

Sn​=2n{2a+(n−1)d}​

となります。

 

公式をしっかり確認しておきましょう。

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02

この問題は、前問までで求めたことをそのまま使えば解けます。

 

図形Tは、

・y=3x

・x軸

・x=21

で囲まれています。

 

したがって、直線x=n上では、Tの内部にある点のy座標は、

0<y<3nを満たす整数です。

 

つまり、入るのは、1,2,3,…,3n-1ですから、

個数は3n-1個になります。

これを使うと、

a2=3×2-1=5

a3=3×3-1=8

となり、数列{an}は公差が3の等差数列だと分かりました。

 

一般項は、an=3n-1です。

選択肢3. 610

したがって、Tの内部にある格子点の個数は

a1+a2+…+a20
=2+5+8+…+59

です。

これは等差数列の和なので、

(初項+末項)×項数÷2
=(2+59)×20÷2
=61×10
=610

となります。

参考になった数0