大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問113 (数学Ⅱ・数学B(第7問) 問8)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問113(数学Ⅱ・数学B(第7問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

( サ )について、最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
α、β、γを異なる複素数とし、複素数平面上に3点A(α)、B(β)、C(γ)をとる。直線ABと直線ACの関係について考えよう。
以下、複素数の偏角は0以上2π未満とする。
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この過去問の解説 (1件)

01

※ ωの共役を\overline(ω)と表記します。

前問(i)に当てはめて考えます。

α'=-z=-α

β'=-2=-β
γ'=-4/z=-γ
から、直線ABと直線ACが垂直に交わるための条件式ω'は
ω'=(γ'-α')/(β'-α')
=((-γ)-(-α))/((-β)-(-α))
=(-(γ-α))/(-(β-α))
=(γ-α)/(β-α)


となり、前問(i)の条件式ωと同じなることがわかります。
 

実際にω'を求めても
ω'=1+2/z
になり、
ω'=ω
となることがわかります。


空欄(キ)

偏角がπ/2、3π/2のとき、複素数は実部が0となるので、純虚数になります。
丁寧に解説しますと、ω=x+yi、|ω|=rとすると、
偏角θ=π/2, 3π/2のとき
cosθ(=x/r)=0 → x=0
sinθ(=y/r)=±1 → y=±r
ω=x+yi=±ri
となり、実部が0である純虚数となります。


空欄(ク)

ω=biとすると、
ω+\overline(ω)=bi-bi=0
となります。


空欄(ケ)

2+2/z+2/\overline(z)=0
の両辺にz\overline(z)をかけて整理すると、
z\overline(z)+\overline(z)+z=0
\overline(z)(z+1)+(z+1)=1
(z+1)(\overline(z)+1)=1
(z+1)\overline(z+1)=1
|z+1|2=1
|z+1|>0なので
|z+1|=1

 

空欄(コ)

z=x+yiとすると、
|z+1|2=1

|(x+yi)+1|2=1
|(x+1)+yi)|2=1
(x+1)2+y2=1

となる。
これは、中心(-1, 0)で半径1の円となる。


あとは前問(i)と同じですので、
直線ABと直線ACが垂直に交わるような点z全体を複素数平面上に図示すると、
(x+1)2+y2=1となり、中心(-1, 0)で半径1の円となります。

 

まとめ

前問を意識した出題がされますので、有効活用し、計算時間を少しでも減らしましょう。

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