大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問5 (数学Ⅰ・数学A(第1問) 問5)
問題文
水平な地面の上空を飛行機Pが飛んでおり、太郎さんはその地面上の点Oから飛行機Pを見ている。以下では、目の高さと飛行機Pの大きさは無視して考える。飛行機Pから地面に下ろした垂線と地面との交点をQとするとき、∠POQを飛行機Pを見上げる角といい、線分PQの長さを飛行機Pの高さという。飛行機Pは、高さと速さを一定に保ちながらまっすぐに飛んでいるものとする。
ある時刻に、飛行機Pを見上げる角が45°であったとし、そのときの飛行機Pの位置をA、点Aから地面に下ろした垂線と地面との交点をBとする。また、その140秒後に、飛行機Pを見上げる角が30°であったとし、そのときの飛行機Pの位置をC、点Cから地面に下ろした垂線と地面との交点をDとする。さらに、∠BOD=150°であったとする。
飛行機Pが点Aから点Cまで線分AC上を飛ぶ間における、飛行機Pを見上げる角∠POQの大きさについて考察しよう。
(1)飛行機Pの高さをhとする。
(ⅰ)∠POQは
tan∠POQ=( ス )
を満たす。また、AB=CD=hより
OB=h,OD=√( セ )h,BD=√( ソ )h
および
cos∠OBD=( タ )√( チ )/( ツテ )
である。
( ス )にあてはまるものを一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問5(数学Ⅰ・数学A(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
水平な地面の上空を飛行機Pが飛んでおり、太郎さんはその地面上の点Oから飛行機Pを見ている。以下では、目の高さと飛行機Pの大きさは無視して考える。飛行機Pから地面に下ろした垂線と地面との交点をQとするとき、∠POQを飛行機Pを見上げる角といい、線分PQの長さを飛行機Pの高さという。飛行機Pは、高さと速さを一定に保ちながらまっすぐに飛んでいるものとする。
ある時刻に、飛行機Pを見上げる角が45°であったとし、そのときの飛行機Pの位置をA、点Aから地面に下ろした垂線と地面との交点をBとする。また、その140秒後に、飛行機Pを見上げる角が30°であったとし、そのときの飛行機Pの位置をC、点Cから地面に下ろした垂線と地面との交点をDとする。さらに、∠BOD=150°であったとする。
飛行機Pが点Aから点Cまで線分AC上を飛ぶ間における、飛行機Pを見上げる角∠POQの大きさについて考察しよう。
(1)飛行機Pの高さをhとする。
(ⅰ)∠POQは
tan∠POQ=( ス )
を満たす。また、AB=CD=hより
OB=h,OD=√( セ )h,BD=√( ソ )h
および
cos∠OBD=( タ )√( チ )/( ツテ )
である。
( ス )にあてはまるものを一つ選べ。
- OP・h
- OQ・h
- 1/(OP・h)
- 1/(OQ・h)
- OP/h
- OQ/h
- h/OP
- h/OQ
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この過去問の解説 (2件)
01
(※問題文と同様に、辺 PQ の長さを PQ と表します。)
選択肢を見ると、正接 (tanθ)の値そのものではなく、
どれも与えられた図の辺を使って a / b の形で記されています。
問題文によると、h というのは「飛行機の高さ」すなわち参考図の PQ の事です。
同様にABおよびCDも h に等しい事になります。 h = PQ = AB = CD です。
すると、正接の定義により tan∠POQ = h/OQ となる選択肢が設問(ス)の解答になります。
OQ/h は tan∠POQ の逆数です。
考えている角度の点と直角の点からなる辺を直角三角形の「底辺」とすると、
正接は「高さ/底辺の長さ」です。定義を確実に覚えましょう。
tanθ = (sinθ)/(cosθ) の公式を覚えていれば分母と分子を逆にしてしまうミスも減ります。
また、θ = 90°の時に正接 tanθ は無限大となります。
PQが直角三角形の「高さ」ですので、
tan∠POQ =PQ/OQ= h/OQ です。
PQ = h については、PQ を 問題文にしたがって h に置き換えただけのものになります。
問題文が長く、一見すると何が問われているのか分かりにくいかもしれません。
しかし落ち着いて設問と選択肢を見ると、
まず最初の設問は正接 tan∠POQ の定義に図の辺の長さを単純に当てはめればよいものとなっています。
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02
△POQについて考えます。PQ=hより、
tan∠POQ=PQ/OQ=h/OQ
となります。
できれば図に長さや角度を書き込みながら、図形のどこの場所に注目すればよいかを意識しながら進めましょう。
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