大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問26 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問26(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

△OABの内心をIとし、△OABの内接円と辺ABとの接点をLとする。また、△OABの内接円と辺OA,OBとの接点を、それぞれM、Nとする。さらに、∠AOB=2θ,∠OAB=2α,∠OBA=2βとおく。

(2)辺OAと直線BIとの交点をXとする。このとき、辺OA上における2点M,Xの位置関係について考えよう。そのために、∠OMIと∠OXIの大小関係を調べる。まず

∠OMI=( イウ )°

である。また、△OBXに着目し、θ+α+β=90°であることに注意して、
∠OXIをβを用いずに表すと

∠OXI=( イウ )°+( エ )−( オ )

となる。
このことから、( エ )<( オ )のとき点Xは( カ )ことがわかり、( エ )>( オ )のとき点Xは( キ )ことがわかる。

( カ ),( キ )にあてはまるものを選べ。
  • カ:点Mと一致する  キ:点Mと異なり、線分OM上にある
  • カ:点Mと一致する  キ:点Mと異なり、線分AM上にある
  • カ:点Mと異なり、線分OM上にある  キ:点Mと一致する
  • カ:点Mと異なり、線分OM上にある  キ:点Mと異なり、線分AM上にある
  • カ:点Mと異なり、線分AM上にある  キ:点Mと一致する
  • カ:点Mと異なり、線分AM上にある  キ:点Mと異なり、線分OM上にある

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この過去問の解説 (2件)

01

設問(エ)(オ)より
∠OXI = 90° + α - θ 


つまり、
α < θ の時に∠OXI は鋭角で、前問(イ)~(オ)で描いた図のようになり、
点 X は「点 M と異なり、線分AM 上にある」事が分かります。

 

他方、α > θ の時には∠OXI は鈍角となり、次の図のようになります。

その時に、点 X は「点 M と異なり、線分OM 上にある」事が分かります。

 

よって、
カ:点 M と異なり、線分AM 上にある
キ:点 M と異なり、線分OM 上にある
の組み合わせの選択肢が本設問の解答となります。

 

 

前問(イ)~(オ)

まず、辺OM(および辺OA)は内接円に点Mで接するので∠OMI=90°です。

 

次に三角形OXBの角度の関係を見ると
∠OXI + β+ 2θ =180° である事が分かりますが、
問題文には β を使わないようにと記されています。


問題文中の関係式 θ+α+β=90° を使って、
第1式の両辺からから第2式の両辺を引いてβ を消去すると
∠OXI + θ -α = 90° ⇔ ∠OXI = 90° + α - θ

選択肢3. カ:点Mと異なり、線分OM上にある  キ:点Mと一致する

点Mと点Xが一致するのは、α=θで三角形OACが二等辺三角形になる時です。
∠OXI = 90° + α - θ から、α=θ の時に∠OXI = 90° となり、内接円との接点である点Mに一致します。

選択肢6. カ:点Mと異なり、線分AM上にある  キ:点Mと異なり、線分OM上にある

図からも解答を判定できますが、

2通りの図があり得る事は見落としがちかもしれません。
 

問題文によると設問(イ)~(オ)の式から設問(カ)(キ)が分かると記載されており、
式から図形的な意味を読み取るとよいかもしれません。
選択肢の文章もヒントになります。

まとめ

図形的には比較的複雑ではないと思われますが、
解答に直接関わる点Xについて、点Mを境にして2通りの位置があり得る事には要注意です。
図と前問で得られた式をよく見比べて意味を読み取りましょう。

 

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02

空欄(イ)〜(オ)

内接円の半径IMと、内接円に接するOMのなす角は90°ですので、
∠OMI=90°

 

次に、Iが内心であることから、BIは∠OBAの二等分線なので、
∠OBI=∠OBA/2=β

よって△OXBは、

2θ+β+∠OXI=180°
∠OXI=180°-2θ-β

ここでθ+α+β=90°よりβ=90°-θ-αなので
∠OXI=180°-2θ-(90°-θ-α)
=90°+α-θ

となります。

 

作図してみると一目瞭然ですが、
OXの長さを求めてみます。

MX≠0(つまり∠OXI≠90°)のとき、

tan∠OXI=MI/MX

MX=MI/tan∠OXI

より
OX=OM+MX

=OM+MI/tan∠OXI

となります。

 

0°<∠OXI<90°のとき(∠OXI=90°+α-θ<90° → α<θ)、
tan∠OXI>0となるためMI/tan∠OXI>0となります。よって、

OX=OM+MI/tan∠OXI>OM
図としては、上記、空欄(イ)〜(オ)で使用した図の形になります。

 

∠OXI=90°のとき(∠OXI=90°+α-θ=90° → α=θ)、

MとXが一致しますので、OX=OMとなります。

 

90°<∠OXI<180°のとき(90°<∠OXI=90°+α-θ → α>θ)、

tan∠OXI<0となるためMI/tan∠OXI<0となります。よって、

OX=OM+MI/tan∠OXI<OM
図としては以下の形になります。

まとめ

作図をしていれば一目瞭然です。
特にこのあとの設問で、α<θの図も、α>θの図も使用することになりますので、
両方書いているとよいです。

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