大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和7年度(2025年度)追・試験
問48 (数学Ⅱ・数学B(第2問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和7年度(2025年度)追・試験 問48(数学Ⅱ・数学B(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

同一平面上にある二つの円を考える。二つの円がただ一つの共有点をもつとき、二つの円は接するという。二つの円が図1のように接するとき、二つの円は外接するといい、図2のように接するとき、二つの円は内接するという。

実数sは−2<s<2を満たし、実数tはt>0を満たすとする。Oを原点とする座標平面において、方程式

x2+y2=4

が表す円をC0,方程式

x2−2sx+y2−2ty+s2=0・・・・・①

が表す円をCとする。

(2)CとC0が接する場合を考える。CとC0が接したまま実数sが−2<s<2の範囲を動くとき、Cの中心が描く図形について考えよう。

(ⅰ)−2<s<2に注意すると、C0とCは( オ )していることがわかる。いま、C0の半径をr0、Cの半径をrとし、C0の中心とCの中心との間の距離dをr0とrで表すと、d=( カ )となる。したがって、tをsで表すと、t=( キ )となる。

( キ )にあてはまるものを一つ選べ。
問題文の画像
  • (4+s2)/4
  • (4−s2)/4
  • {√(4+s2)}/2
  • {√(4−s2)}/2
  • (2+s)2/4
  • (2−s)2/4

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この過去問の解説 (2件)

01

空欄(ア)〜(ウ)

円Cの式を変形させると、
x2-2sx+y2-2ty+s2=0
x2-2sx+s2+y2-2ty+t2=t2

(x-s)2+(y-t)2=t2

となり、これは中心(s, t)で半径tの円であることがわかります。

 

空欄(エ)

作図してみるとわかりますが、t>0なので円の中心のがyプラス側で、
x軸上に乗ったような状態なのがわかります。
このとき-2<s<2なので、x方向の中心は-2から2までの間になります。
(図中の青色の領域は、円Cの中心が取りうる範囲となります。)

そのため、y軸、y=x、y=-xとは、s、tによって接するだけでなく、離れたり、交差します。 

 

空欄(オ)、(カ)

円C0
x2+y2=4
より、中心(0, 0)の原点O、半径2(=r0)の円だということがわかります。

図中の青色の領域は円Cの中心(s, t) (-2<s<2, t>0)の取る範囲です。

このことと、円Cが常にx軸と接することから、CはC0に内包されるか接するか交わることになり、C0の外側に完全に出ることはありません。
よってCとC0が接する場合は、内接となります。


C0の半径r0とCの半径rとC0とCの中心間の距離dとの関係は、内接であることから、r,d<r0となります。

距離dは、図より、

d=r0-r

 

r0、r、dはそれぞれ、

r0=2

r=t

d2=s2+t2
なので、

d2=(r0-r)2

s2+t2=(2-t)2

t=(4-s2)/4

まとめ

実際にr0、r、dの取る値に注目しましょう。

参考になった数0

02

解答:(4-s2)/4

 

解説:

(カ)の解答より、d=r0-r…①です。

ここで、円C0の半径r0は2、円Cの半径rはtです。

また、円C0の中心(0,0)と円Cの中心(s,t)の距離dは、

三平方の定理より、

d=√(s2+t2

となります。

これらを式①に代入すると、

√(s2+t2)=2-t

両辺を2乗すると、

s2+t2=(2-t)2

⇔s2+t2=4-4t+t2

⇔t=(4-s2)/4

参考になった数0